イタリア旅行は難しい

初めてのボローニャに到着。
ビエンナーレやヴェネツィアの
船、バポレット、特急電車に乗って
思うけど、イタリアはだいぶ
外部の人に不親切な国だと思う
(シャルルドゴール空港並み?!)

ヴェネチアの公共交通 ヴァポレットの乗り場。当然だけど水の上にあるので揺れる。入り口を間違えたら引き返すことは不可能なことが多い。ちなみに1回1500円くらいかかります!

たとえバポレット。
時々船に「この船は何番」
という表示すらない。だから
確かめないで来た船に乗ってしまうと
行き先を間違えるかもしれない。
(しかし、一度ゲートを通過したが最後
戻ることは許されないのだ!)

駅はこんな感じ。着いた船が何番なのか、たまに書かれていない!恐ろしー

もちろん船内には次の停車駅が
どこかの表示もアナウンスもない。
自分で地図かGoogleマップで
確認しないと、今どこにいて
どこで降りるべきか、近づいた駅で
駅名を見るまでわからない。
(ヴェネツィアはガチで難易度高いですよ!)

ヴァポレット船内。難民船のように鮨詰めになっていることも・・・

私は何度も乗員さんにイタリア語で
確認して無事着いたけど
ボローニャに着く時も
「ボローニャ中央駅ですよ!」という
アナウンスがほとんどなく
時々似た名前の違う駅があるので
もしやそれか?と不安になって3人に
イタリア語で確かめた。

京都だったら「キョウト〜!
キョウトに到着です!と
うるさいアナウンスが何度もあり
着いたらどこみても京都駅って
書いてあるけど
ボローニャは下車して5分くらい
構内を歩いてみても
「ここはボローニャである!」
ということを間違いなく
示してくれるものが
何もない。

海外ってきっつー。。。
これ言葉できなかったら
悲劇でしかないよ。

日本語しかできなくて
ヨーロッパ行っちゃった人は
一体どうするんだろうと
私は不思議でしょうがない。
言葉って本当に大切だ。

イタリアではオシャレをして
イタリア語で会話をしようとすると
みんな優しく、今日はベンチに座った
おばあちゃんとも会話した。

宮殿みたいなボローニャのホテル。出会ったイタリア人親子はアマルフィの近く出身だそうだ!羨ましい。

イタリアってきっとこんなだから
すごい魅力あるのに、あんまり
伝わらないんだろうなぁ
外部の人に伝えよう!!って
気がなさそうだもん。
だからこそ
そこに自力で入り込むための
イタリア語なんだけど。
それにしてもボローニャは暑い!

星空映画祭の準備がされているボローニャのマッジョーレ広場

ヴェネチア最後の夜

ヴェネツィア最後の夜は
サンマルコ広場の3軒目のカフェ
ヨーロッパ最古のカフェ、フローリアンへ。

ここはデーメル的な観光客で一杯な
雰囲気がだいぶ漂っているけど
オーケストラ代に6ユーロも
払わないといけないので
大好きな曲をリクエスト。

だってヴェネツィアに4日もいるのに
まだ一度も聞いてないんだもの!
幸せな時間をありがとうございました。

思い切って高級なヴェネツィアの
ノートを買ったら高いだけあって
書き心地が全然違い
同じ色鉛筆なのに発色や水での
溶け具合もぜんぜん違う!
私の旅の手帖は御朱印帳以上の
宝物になりそうだ。

大好きなヴェネツィアとももうお別れ。
ヴェネツィアングラスの
アクセサリーは驚くほどの
反響があり、やっぱり早く動いた人の
嗅覚はすごいなと思いました。

私のアパルトマンは急遽発送準備と
お客さんへの連絡に追われる
プチお店屋さんみたいに
なっていました。小さい頃から
お店屋さんごっこが大好きだったけど
雑貨屋さんになりたいという小学生の
頃の夢がいきなりか叶ったようで
嬉しかったです。

みなさまありがとうございました。
また少しだけアクセサリーを
追加します。
全部売り切れるのではと思います。
興味がある方はお早めにご注文下さい。

サイトはこちらです。
(送料も忘れずにお願いします)

しつこいですが発送は8月末です。
ついでにフィレンツェで
革製品も仕入れたい私。
イタリアの革製品といったら😍
このか弱い身体でどんだけ
荷物が持てるのか?!

Last night in Venice, so the last cafe in St Marc’s square, caffe Florian, the oldest cafe in Europe since 1720. They played my favorite song for me!
Goodbye Venice,
the most beautiful city in the world!

ヴェネチアのビエンナーレ

ヴェネツィアのビエンナーレへ。

時々この赤い表示を見つけるとラッキー。だけどこの横にある地図も超わかりにくい!

今年は建築ということで、昨年の
アートにより磨きをかけてわかりにくい。

私はもう4回目なのだけど、
ビエンナーレはサイトを見ても
営業時間がいつなのか、どうすれば
第二会場のアルセナーレに
辿り着けるのか本当にわからない😣
これ、下手したら1時間迷うレベルだよ。
(地理に強い人でもキツイ)

今回の帰りがけに初めて、アルセナーレに行くには海洋博物館の横の道から行けば近いと判明

昨年の教訓を活かしてできるだけ
英語の説明文は読んでいるけど
ふーん、なるほど面白いなと思っても
作品を見ると
どういうこと?!
その関連性が全然わからない。

オシャレなんだけど。そもそもその解説がどちらの展示の解説かもわからない・・・

私はヴェネツィアのビエンナーレは
世界一不親切な展覧会のひとつだと思う。
興味のある人は徹底的に
英語を読めるようになってから
行った方がいいですよ。

説明なしではもう頭がハテナでしかない。

じゃあ来なきゃいいんだけど
ヴェネツィアで一番空いてるし
2日歩いてると何かしら
印象深いものには出会うんだよね。

昨年は実物大の馬の死体があって
衝撃的だった・・・

こちらは昨年使用したものをリサイクル(?)して展示しているドイツ館 リサイクルというか、置いているだけ?

今年はどかっと寝そべれる
北欧のブースや、北欧の水を
使わないトイレも面白かった。
アートって難しい〜。

ジャルディナーレの会場で面白かった北欧の乾燥トイレ。農業肥料としても使えるらしいので江戸時代の日本みたい。臭くないそうです。
北欧文化の図書館。毛皮がゴロゴロ敷かれていて気持ちよかった!

ビエンナーレは疲れるけどなかなか
面白く、とくにトルコ館が大変
興味深かった。先日も家の近所で
一軒家が庭の木と共に取り壊されて
いるのを見て、何とも言えない
気持ちになったけど、まさに
建築は取り壊すべきか?というテーマ。

取り壊しの方法について。ダイナマイトで爆発、手で壊す、石で打ち壊すなど

建物も機械同様にメンテナンスして
ひとつの用途が終わっても
かたちを変えて使うべきでは?
という壮大な研究。

トルコも大型開発された場所が
廃墟となっているらしい。

一方で家賃が高すぎて支払えず
都会を去る若者たち。
住む家を追われた土着の人たち。

今回のビエンナーレに通底するテーマは
植民地的な巨大開発と
それに対抗する小さな自分たち
という構図だったように思う。
(アフリカの反植民地主義の展示が多い)

エストニア館の展示。ベッドがあって寝てみる?と言われて一緒に横になった私。アーティストの彼女はここに暮らして等身大の建築を体感しているそうだ。世界の家賃についてのアンケートも実施

建築って
手が届かないスター建築家のものではなくて
寒さを凌ぐために
人間が周りのものを上手に使って
生きてきた知恵だったんだ。

家畜の隣で寝ていた写真。家畜に目をやることができるだけでなく、家畜の発する熱であたたかく眠れるらしい!

そんな原点に立ち戻るような展示や
土着の文化を省みるものが多くて
考えさせられた。

私も自分の手で自分のすみかを
作ってみたいなぁ。

人は人間の体温という熱によって
暖をとってきたそうだ!
ビエンナーレは
ウィーンの美術館よりオススメです。
(でも英文読解力必須!!)

こういうのかっこいいよなあ!

I’ve been to Biennale in Venice. It’s already 4th time that I came here but it’s too difficult to arrive at a venue, Arsenale! No indication to reach to a hidden place in Venise(as usual…) But it was quite interesting! I felt that the world of architecture is changing, as a result of climate change, social issue etc. architecture should not belong only to some super star architects, but is should belong to the people. Streets and city too!

あぁ人生は美しい!

あぁ幸せとしみじみ感じたのがウィーン
あぁ人生は美しい!!
と心から感じるのがイタリア🇮🇹

この日のサンマルコ広場は川のように
なっていて、渡るのにびしょ濡れに
なったけど、それでもやっぱり
ここは楽しい。生演奏聴きながら
アペリティーボを飲める幸せよ。

ここでは咳払いしても
大声で喋ってても大丈夫。

「空を一斉に高く飛ぶ鳩たちは
自由を象徴しているかのようである」
2冊目の本はヴェネツィアに来なければ
ありえなかったなぁ。

そしてヴェネツィアの夜は肌寒く
セーターを着て寝る私。

翌日はビエンナーレ会場近くの
パラディーゾというカフェへ。

ここ、めっちゃカッコいい😍と思って
ずっと行きたかったけど高そうで
ハイソな感じで行けず。。

でも朝から頑張ってビエンナーレ会場に
着いたらチケット売り場が全部
閉まってて、えっここに来て
オンラインで買えってこと?
と思ったらあと20分後に開始だという。
11時からなんてずいぶん呑気だ。
(ビエンナーレは非常に不親切なので
サイトを見ても開催時間が見当たらない)

じゃあカフェ行こう!
とさっきエスプレッソを飲んで
朝ごはんも食べ
昼ごはんまで持ってきたのに
カフェで朝ごはんを食べる私。

イタリアに来たらこの
甘いジャム入りのクロワッサン、
コルネットが食べたいのだ!!
(日本にはほぼ存在しない)

パラダイスという名の通り
ここは本当にパラダイス。
私は日本のかしこまってお高い
フランスやイタリア料理店や
イベントではなく、こういう
普通にあるパラダイスがいい。


・・・

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Life is beautiful…!
If you pay 20euros for an aperitif!
But it worth paying!

Next morninc,I came to a cafe”Paradiso” near the venue of Biennale in Venise. Paradiso means paradise! In Italy it’s easy to find a place like paradise, Venice is a place to go before you die…

ヴェネチアングラスのアクセサリー

ヴェネツィアングラスの島
ムラノ島へ。私の宿から
直行の船ではなんと1時間もかかったけど
ここまで来るとやっぱりお店ごとの
種類もだいぶ違うし、これは
娘が作ってるんだよ、という
身近なストーリーがある。

ヴェネチアングラスの産地、ムラノ島

ヴェネツィアングラスのアクセサリーに
勇気をもらい続けてもう7年くらい。
今年からはちょっと販売を
始めたいと思います。
イタリア製品って現地まで行くと
本当に素敵!!!なものが
よりどりみどり。私のカバンも
アクセサリーも帽子もほとんど
イタリアで買ったもの。

ムラノ島でのヴェネツィアングラスの
買い付けは興奮しすぎてたまらない😍

素敵なものを沢山ゲット!オンラインで販売します

私って美しいものを見るとどれほど
頭がおかしくなってしまうんだろう。

もう骨董市とかヤフオクの着物チェックで
全然理性がきかない状況と一緒。

でも私はいつも思うんです。

ワイン産地の取材の時も同様だけど
世の中には感動するほど美しいものや
信じられないくらい美味しいものが
確実に存在する。
それは間違いないことで。

そしてできればそういうものに
触れたい、そっちの方がいいと
思っている消費者もいる。

でも何故か日本の消費者に
とびきりいいものが届くことはなく
日本ではそれらに出会えるのが
相当なお金持ちだけの特権に
なってしまう。

なんで?!?

こんなにも世の中にはいいものが
溢れているのに、生産者も
それを伝えたいと思っているのに

なぜ日本の一般の消費者には
それが届かないのだろう?

というのが私がワインに関わってきてからの
長年の疑問。産地に行くたびに私が輸入業者に
なれたらいいのに!と思っていた。

この赤の美しさ・・・!ヴェネチアングラスは色が本当にきれい

ワインの輸入は難しくても
小物からならいけるかも。

ムラノ島は一軒一軒ぜんぶ
扉を叩くとうっわー!!
この店ごと全部買いたい!!
という素晴らしい店に出会います。
(コツはいつだって一番奥まで行くこと)

一軒一軒ほぼ全部入ってチェックしました。

もう目がハート😍で止まらない。

そしてイタリア語での会話が
こんなにやり取りをスムーズにして
くれるとは!やっててよかった~。

沢山のピアスと、いくつかネックレスも
買いましたので、早速ネットにて
予約販売をしようと思います。
日本人に合う小ぶりで美しいもの
ばかりを選んでいます。

こちらも販売予定です。わりとこぶりなピアス。

私は断言しますが、日本の百貨店や
イタリア展にいってもこんな素敵な
ヴェネチアングラスのアクセサリーは
売っていません。

ヴェネツィアングラスのアクセサリーって
本当に美しいんですよ。

イタリアって本当にすごい。
そして最高の褒め言葉は
もちろん
エレガント!
めざすはエレガントな女性。

ヴェネチアングラスのアクセサリー オンラインサイトはこちら

ヴェネチアから中継 インスタライブはこちら


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Coming to Murano island to seek my favorite Venetian glass accessories and to sell them in Japan for the first time. When I was child, I wanted to open my own select shop…it’s a moment to realize my dream?!

イタリアで買い出し

今日は早速買い出しに行ったのだけど
買い出しに行く前についアペリティフを
飲んでしまい、だいぶ酔っ払った頭で
初めて買い物カゴではなくカートで
買い物したらとんでもなく重くなり
たっぷりの食材にワインに炭酸水6本!
という巨大な荷物を20分くらいかけて
持ち帰るうちにだんだん気分が悪くなり
途中で倒れそうだった🥲

イタリアのスーパー。美味しそうな野菜がいっぱい。

でも着くなりベットで寝たので
なんとか回復。今日の夕飯は
ベーコンとトマトの生パスタ。

パンチェッタとトマトの生パスタ

サラダはたっぷりのトマトと
ぶどうを入れて。アパルトマンには
さすがイタリアでバルサミコ酢が
置いてあり、サラダの味が格段に
上がった。

やっぱりちゃんとしたご飯を食べると
元気が回復すると思う。

ものすごい沢山買ってしまったけど、食べ切れるのか?!

明日はヴェネツィアングラスの
アクセサリーの買い付けをしてみようと
思います。今日は人生で一番イタリア語を
話し、意外と話も通じて
だいぶ自信になりました。

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Todays cooking. I went shopping and bought as much as a local…I should eat everythingTodays cooking. I went shopping and bought as much as a local…I should eat everything before departure!!

イタリア語で会話

イタリアに来たのは単にイタリアが
大好きだからだけではなく
昨年の滞在では散々だったイタリア語を
上達させるためなのだ!

人混みとは無縁のジュディッカ島

というわけで着いたら英語禁止!

にしたかったけど

まともで円滑なコミュニュケーションには
どうしても英語の方が精度が上がる。

でも今日はアパルトマンのオーナーさんと
ぜんぶイタリア語でやりとりし
カフェで出会ったイタリア人カップルと
20分くらいイタリア語で話せた😍
多分会話の8割くらいは理解できたのではないか。
しかも彼らはアペロールをご馳走してくれた!

会話を楽しんだ後は絵に挑戦

ヴェネツィア暮らしは大変らしく
出会った女性は一年ここで暮らしたけど
やっぱりやめたわ、出て行く人も
多いのよと言っていた。

ゴンドラや船をつくっているドッグ

そりゃぜんぶ船だから大変だよね。
アパルトマンの近所を歩いていたら
ガチな造船所に遭遇。

私はこんな船に乗りたい!!


やっぱり私は人混みのない
ヴェネツィアがいい。
ジュデッカ島にして大正解!
そしてまだスーパーに辿り着かない。。

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I decided to go to Italy not only I love this country but to improve my Italian, which was not impossible for the last time (for I didn’t study at all!) So since I arrived
here in Italy I’m trying to speak in Italian, not in English!(But in Venice everyone talk to me in English) I tried to speak to owner of my apartment in Italian and I met Italian couple at a restaurant and talked a lot in Italian😍What a happy moment!

ウィーンからヴェネチアへ!

今日はまたほぼ一日かけて
飛行機で移動(フライト時間は1時間15分だけど😣)

ウィーン空港のラウンジにはカフェを再現した空間まで!

前回の教訓を活かして3時間前には
空港に着くと、前回とは打って
変わってスムーズで、えっつ
こんないっぱい時間あるの!
と思ってたけど、幸運なことに
プライオリティカードが使えて
豪華なラウンジでブログが書けた。

めちゃくちゃ広いラウンジは様々なご飯やワインも無料!

久々にメールニュースも書いたし
今日はいい旅立ちだわ!
空港さえ良ければ貧乏人の
フライトも意外と悪くないんじゃない?

と思ってたけど、時間になって
列に並び、やっと飛行機に乗れる!
と思ったらゲート通過後の列は
止まったまま動かない。

立ったまま並び、待たされることに
慣れっこのヨーロッパの人たちは
全くもってアナウンスがなくても
ただじっと待つ。

とはいえ流石の彼らもいい加減に
してよと思ったのか、疲れが目立ち
一人また一人と地べたに坐りこんでいく。
こりゃ立っててもしょうがない
と私も即地べたに座り混み
(ゲート通過後の通路ですよ!)

やーっと動いた!
と思ったらまさかの外は雨だけど
安い飛行機なので飛行機まで歩く
そりゃ晴れた日はね。

でも雨の日も?!まじで?
あぁ折り畳み傘、持ったままで
よかったーと傘をさすけど、
ほとんどの人はここでめちゃ濡れ。
(この日ウィーンは土砂降りだった)

天国から地獄へ突き落とされたような・・・ほとんどの人は傘なし!

もちろん日本の電車や航空会社のように
申し訳ありませんというアナウンスはなく
待たされたのも謎のまま出発。

ヴェネツィアに着いたらSIMカードの
案内があり、一度もやったことないけど
ついに挑戦しようかと思うと
お兄さんが色々教えてくれる。
「じゃあお願いします!」
と言いかけたところ「残念、君のは
ヨーロッパのSIMが入らないよ。
日本のだから」と言われ、諦めてたら
「Wi-Fiのデバイス持ってるんでしょ
ちょっと貸して」と言われる。

なんか怪しい。。。

と思いつつも彼に渡すと
「OK こっちにSIMを入れるから!」
と言われ、ハァ?と思ってると
色々説明してくれ、このSIMを
私のポケットWi-Fiに入れると
もう日本の会社にお金を払わないで
いいという(ちなみに私の
はレンタルWi-Fiではありません
レンタルWi-Fiは評判悪いですよ
大事な時に限ってつながらない)

「とりあえず設定変えるから
日本語やめて英語にしてくれる?」
と私の携帯は初の英語設定になり
Facebookやインスタまで全てが
英語になってしまった。

まぁヨーロッパ住みたいなら
それくらいするべきか・・・

ヴェネチアは空港から水上バス!でも1時間くらいかかります・・・

ところで本当に大丈夫なの?
これで二重支払いだったら最悪だけど
まぁ騙されても5000円くらいか
と思って想像もしていなかった
ポケットWi-Fi でのSIMに挑戦。
日々本当に色んな出来事に
対処していかないといけない。
海外旅行って本当に体力と気力がいる😣
(あと大金!)

・・・

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イタリアで感じた 高度な語学力の必要性

こんにちは、World News Caféの飯田です。
今回はイタリア滞在時のメールニュースからの抜粋です。

私はベネチア5泊の滞在を終えて
今日はヴェローナに着きました。

ヴェローナのアレーナ前のブラ広場にはカフェがびっしり


ベネチアでは色んなことがありすぎ
イタリア料理やエスプレッソにも
つい挑戦してしまったためか
色んな意味でお腹一杯、ちょっと
消化不良な感じです。初めて
ヨーロッパに来た人が受ける
お腹一杯な印象はこんな感じ
なのかもしれないと思いました。

ウィーンはわりと秩序があり
保守的なので日本と共通点が
多く、日本人にとっては落ち着けて
親しみやすいヨーロッパだと
思いますが、フランスやイタリアは
ラテンの国。その活気や情熱も
圧倒的で、それが面白いわけですが
やっぱり色んな面で日本とは違うなぁ
と思います。

イタリアの甘ーい朝ごはん。クリーム入りのコルネット。これがクセになる!

朝食のクリーム入りのパンが
死ぬほど甘かったり・・・基本的に
なんでも美味しいけど砂糖の量が
半端ないと思います。歩行者空間の
相当騒々しさもびっくり!

ベネチアのビエンナーレはめちゃくちゃ広く、2日間必要

ベネチアではビエンナーレが
やっていたので、2日間かけて
コンテンポラリーアートの
ビエンナーレに行ってきました。
近代の芸術に関してはやはり
ヨーロッパで見るものと日本の
美術館やトリエンナーレなどで
見るものとは圧倒的に質と量の
差があります。

コンテンポラリーアートは難しい
と言われますが、だからこそ
解説を読んで理解するのも
大事なようです。

これは一体何?というのも、解説を読まないとわからない

ところが私も英文読解を教えていますが
アートの解説をさらっと短時間で
最後まで読んで理解できるほどでは
ありません。短時間というのは
ほんの1分程度の、ちょっと
立ち止まって説明を読む時間です。

そんな短時間であれだけの英文を
さらっと理解できる日本人は
少ないと思いますが、その間に
外国の人はしっかりと内容を理解し
次に進んでいるんだなと思うと
アートや展覧会でも英文読解力の
差が、知識や理解力の差になって
しまうのか・・・と悲しくなります。

サムライ展で初めて見た忠臣蔵の浮世絵の連作。説明も詳しい!

パリではサムライの展覧会があり
フランス人の知人がさらりと解説を
読む中で日本のことを私に説明するという
なんとも悲しい事態が起こりました。
母国語の人たちの場合は特に
読めるスピードが圧倒的に違うのです。
そして書かれている情報が濃い
わけです。

この迫力とオーケストラ!!

予定を変更してヴェローナに向かった
のは、さまざまなコンサートに行った
後、やっぱり総合芸術としての
オペラが観たい!という気持ちに
なったからでした。世界中から人が
あつまるヴェローナの野外オペラは
質も規模も圧倒的!なんせオーケストラ
だけで、ウィーンフィルハーモニーの
ニューイヤーコンサートの倍くらいの
人が演奏しているのです!
でも
オペラだからコンサートは脇役で
主役はオペラ歌手。
めちゃくちゃ大きな円形闘技場一杯に
鳴り響く声を、おそらくマイクなしで
たった一人で出せてしまう彼女たちの
姿にはただただ圧倒するばかり。

また、ヴェローナのオペラは
やたらとキャストが多く、多分100人
以上毎回登場します。これでもか!
人件費大丈夫?と思うくらい何もかもが
本物の、しかもいちいちかっこいい
衣装を着た人間がやっているので
一体いくらかかっているんだろう・・
と気になってしまいます(笑)

まぁこれだけの人たちが世界中から
日々集まれば、いくらでも
払えそうですが・・・
とにかく舞台セットがすごいんです。

翌日の様子。どれほどセットが大きいかわかると思います。

そんなヴェローナのオペラ、今回は
アイーダでしたが、そこでも私は
英文読解力の重要性を感じました。

というか、それ以前に字幕が遠すぎて
見えない!!毎回目医者さんの
視力テストか?というくらい、読めたり
読めなかったり。たまたまピントが
あった時に意味を想像して読みますが
あれ、絶対みんながみんな読めてないよと
思います。そんな字幕も、イタリア語と
英語だけなので、目がよかったと
しても、かなりの速さで英語を
解読しないといけません。しかも
オペラなのでおそらくいいまわしが
詩的だったりで難しい・・・

こんなとこでも英語って大事なんだなと
思いました。

なにが言いたいかというと

芸術というのは言葉がなくても
わかると思われがちですが

実際留学時代の私は言葉ができなかった
ので美術館に通い、うんちくはいいから
心で見ればいいと自分に言い聞かせて
いました。おかげでかなりの画家の
作品は見たら誰のかを当てられるように
なりました(笑)

とはいえ、わかっている人と一緒に行くと、
全然視点が違って本当に学ぶこと
多いのです。そしてわかっている人
というのは、美術館などに行くたびに
しっかり解説を読んでいる人です。

フランスでは声に出して読むことも
多いです。そんな人たちは学芸員の
ように、ミキ、これはね・・・と
解説してくれます。
(日本では小声で解説するだけで
怒られます!なんたる違い・・・)

感じるのも大切ですが、ある程度
わかるとやっぱり面白い。

めちゃくちゃ巨大なセット。これも翌日


だいたいオペラなんて何もわからずに
外国語で見たって、全くわかりません(涙)

今回はアイーダでしたが、直前まで
調べてもおらず、幕間にいそいで
ネットをつなげて脚本の流れを
理解してなんとか「これはこういう
ことかな・・・」と理解を組み立てる
ことができました。が、それも
ない状態でみてら、どんなに
美しくて迫力があっても本当に全然
わかりません。つまり隣の人
(わかってそうな外国人)との
感動の度合いが全然違うのです。

それってもったいないですよね。

私は英検一級を取りましたが
本当にまだまだだなぁと感じる
イタリアの旅です。そういえば
英語ができるようになってやる!と
決意したのは5年ほどまえのベネチア
だったので、なにか縁があるのかも
しれません。

秋からはできるだけアートの
読解も開催していこうと思いますが
アート解説って本当に難しい(涙)
でもヨーロッパにいる学芸員のように
詳しい知的な人たちは、本物を
見ることに加えてこうした解説を
さらりと母国語または英語で
読めているという、その差が
積み重なっていくんだなぁと
思いました。

ヨーロッパの壁はやっぱり厚い

と痛感しているこの1ヶ月です。
自分の部屋のベットで本を見ながら
憧れたり夢を見るのは簡単ですが
実際に少し入っていこうとすると
こんなにも大変なんだなぁ
そして本当に高度な語学力が
必要なんだなぁと痛感します。

私はフランス語、英語、イタリア語を
それなりに勉強してきましたが
日本ではそれだけで「すごーい」
と言われますが、やっぱりそれなりに
頑張りたければせめて2カ国語で
議論できるレベルにならないと
ダメなんだなと痛感している次第です。
そして英文は1分で何十行も
理解できるレベル・・・
英検一級の問題というのは
国際社会でやっていける最低限
レベルだったんだなと痛感したイタリア滞在でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

毎週2回発行のWorld News Caféの熱いメールニュースはこちらから。

ベネチア到着

こんにちは、飯田です。
お元気でお過ごしでしょうか?

私は昨日ウィーンからベネチアに着き
朝はウィーンで一番素敵なカフェに行き
夕方にはサン・マルコ広場のカフェで
生演奏を聴きながらアペリティフという
なんとも幸せな時間を過ごしました。

サン・マルコ広場のカフェで本場のスプリッツ!さすがに美味しい!

ベネチアのアパルトマンは想像以上に
いい場所にあり、サン・マルコ広場にも
10分以内で行けるという最高の立地!
現在はどこもホテル代や飛行機代が
死ぬほど高くなっていますが、何でも
早めに早めに予約すべきだなぁと
思います。

私はベネチアに着いた瞬間に
顔がほころび、何を見ても美しく
あぁ私がイタリア語を勉強しはじめた
のはイタリアが心底好きだったから
なんだなぁと思いました。
もう魔法のように美しいこの国!
今も階下からイタリア語が聞こえます。
イタリアって本当に人生の喜びを
表現しまくっている国だと思います。

私は日本では「人生は美しい!」とか
「あー生きててよかった!!」と
思うことは残念ながらあまりないのですが
(日本庭園が美しいと思うことは
あっても・・・)昨日はサン・マルコ広場で
生きる喜びを一人かみしめておりました。

ウィーンの老舗カフェ シュバルツェンベルグ

ウィーンでは6日間の滞在の中、
コンサートや美術館、カフェなど
さまざまな場所に行ってきました。

その中でも得に素敵だと思うのは
もちろんウィーンのカフェや文化を
大切にする姿です。

ザルツブルグの川沿いの老舗カフェ アールデコ風の内装が美しい

パリでは人が自由闊達に話している姿に
目を奪われてきましたが、しっとりして
落ち着いたウィーンのカフェや街から
伝わるのは、美しい文化が普通にある
ということです。20年前に訪れたカフェが
ほぼ変わらない形で存在し、むしろ
100年くらい変わってないのだろうと
思うと本当に驚きです。
それは
地震や火事の少ない国だからという
理由というよりも、美しいもの
よいものを大切にする環境で小さい
ころから育ってきたので、普通に
そういうものをよしとする人が
育ち、文化を大切にするのでは

ないかと思います。

私はわりと文化的な環境で育ちましたが
子供が小さい頃に離婚をし、その後は
貧乏で長年本当に大変でした。でも
子供には絶対にいいものだけは見せよう
と私は心に決めました。
それが飯田家が
私にしてくれた大切な贈り物だからです。

だから私はお金がないのに小さな
息子を連れて3回もヨーロッパに行き
美術館やコンサートにも行きました。

今考えると夢のような旅行を無料で
してきた息子はだいぶ恵まれていたと
思います。

今では家に閉じこもってゲームばかりの
息子ではありますが、そんな教育を
してきたので、ものを見る目はあり
美味しいものもよくわかります。

写真を撮らせるとかなり上手いのも
美術館などで散々見てきたため
構図が上手いのではないかと思います。

良いものや美しいものを大切にする。

ウィーンではごく当たり前のことの
ようですが、日本では同じように
美しい文化があったのに何もかもが
ユニクロ化。お正月にも着物を着る
ことなく、考えだけは内向きになるのに
美しい文化を見直そうという動きは
なかなか起こりません。

たいした文化がなかった国なら
いいのですが、そうではなかっただけに
大変残念だと思います。

でもそのひとつの理由は
そんな感動するほど美しい日本の文化を
単に日本人が知らない
からかもしれません。

私が知る限り日本で一番美しいものは
すべてヤフオク上に存在します。

ところが日本の美術館にいっても
あまり素晴らしいものはなく
ましてや普通の人の家だと論外です。
だから日頃、日本人、特に小さな
子供たちが日本の美しさに
触れられる機会は、相当な良家の子女を
除いてないのだろうと思います。
(日本の美術館はほぼ私語厳禁で
照明も暗く、解説も少ない場所が多い
ため、子連れの親子にとっては
苦痛でしかありません。)

応用美術館にあった古伊万里 渋谷の戸栗美術館でも同じようなものが見れます

ところがパリやウィーン、おそらく
アメリカにも、江戸時代に創られた
本当に目を奪うような美しい日本
美術が存在します。私はパリでも
侍の展覧会に行き、ウィーンでは
応用美術館で素晴らしい古伊万里を
見ましたが、そういったものは
日本の美術館に滅多にないのです。

クリムトの絵も素晴らしい
コンサートもそうですが、複製品には
本物がもつ感動はありません。

でも日本には複製品のような
コピー商品、本物風のものが溢れ
多くの人がそれが本物だと思って
生きています。
うちの母はなんでも
鑑定団が好きですが、よく「なんで
こんなの偽物ってわからないのかしら」
と呟きながらテレビを見ています。

見る目を養うには本物に触れることが
本当に大切なのに、日本ではそれらが
一部の超お金持ちの蔵にしまわれ
一般人は見ることもできません。

ウィーンなんて信じられないくらい
素晴らしい空間で美味しいケーキと
コーヒーを飲んで、支払った金額は
日本のカフェのケーキセット並み!(1300円くらい)
本当に羨ましいです。

お気に入りのヘーゼルナッツとバタークリームのケーキ 日本ではほぼ出会えない(涙)

私はやっぱり文化や美しいものを
大切にしていきたい、
と感じた
ウィーンの旅でした。

とはいえ、こうしてものを見る目を
養うことや、教養をつけること
語学を使えるレベルで身につけることは

簡単なことではありません。
語学ひとつでも、やろうと決意
してから使えるレベルになるには
5年はかかると思います。

私は今後も英語とフランス語を
教えていきますし、学習意欲の
ある方は大歓迎で教えますが、
実際にはそれなりに
語学ができてもヨーロッパで
楽しむには様々な困難を乗り越える
必要があります。

日本人の場合バカンスが長く
取れても1週間。その1週間を
ストレスフルで終わらせないためにも
有能なガイドが必要だと思います。
私はフランス人のVIPのお客さんの
通訳ガイドをやっていますが
もうヨーロッパでも日本人を
ガイドする自信がつきましたので
今後はヨーロッパを楽しみたい人向けのお手伝いも
やっていこうと思いますので
興味がある方はお声かけ下さい。

一人でやってみると夢のはずが
トホホ・・・もう二度と来たくない
で終わってしまうのがヨーロッパ
(特にフランス)私はそんな人を
何度も助けてきました。

日本とは何もかもが異なる
ヨーロッパ。でもそこでの
喜びといったらもう計り知れません。
ではこれからベネチアの街に
繰り出していこうと思います。

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