イタリアでオシャレを学ぶ

こんにちは、World News Caféの飯田です。
日本はまだまだ暑いようですが
お元気でお過ごしでしょうか。

私はついに南イタリアに到着しました。
南イタリアといえば憧れはあっても
難易度が高く、イタリア語が
できるようになってこそ楽しめる
場所!ということでこの1年は
イタリア語を頑張り、ついに念願の
アマルフィに行ってきました。

死ぬ前に一度は行きたい!
行かないでは死ねない・・・!
と思っていたアマルフィでしたが
実際に行ってみると、あれ、
これだけ?チンクエテッレの方が
よくない?とかカプリの方が
オシャレじゃない?とか
私本当にアマルフィに来たのかしら
何か重要なものを見逃したような・・・
という気になりました(笑)

私は何もかも持って移動しているので
荷物がめちゃくちゃ重いのですが
ジャケットにセーター、水着から
オシャレなサンダルまで一式(笑)
そしてやっと昨日、かさばる水着を
使う機会がやってきました。

ヨーロッパは日本と違い、暑い
時は暑いですが、おそらく普段から
冷房をガンガンに使用していないため
ヒートアイランド現象のような
気持ち悪い暑さはなく、夜に
なるとどこも気温が下がります。

日本でなるべく暑さに慣れて
行ったのもありますが、こちらでは
暑い!!ということに辟易
するより、予想外に寒くて
どうしようと思うことが
よくあります。

南イタリアのサレルノも携帯の温度は
26度という表示です。夕方に海に入ったら
だんだん寒気がしてきて、水気を拭く
タオルを持ってきて本当に
助かりました。夜はけっこう冷えたり
船に乗ると風で寒いことも
よくあります。

船は日差しは強いけど風が冷たい!

日本ではあれだけSDGsとか偉そうに
言っているのに何故どこもかしこも
冷房ガンガンなんだろう・・・

あれじゃ猛暑になって当たり前だよ
と私はヨーロッパで夏を過ごす度に
思うのですが、冷房の設定温度を
本気で変えようという動きはあまり
耳にしたことがありません。

そのため私の場合、家では
ノースリーブが着られても、
カフェや電車に乗ると寒すぎて
大判のストールやカーディガンは必須。
とてもじゃないけどサンダルなんて
足が冷えて無理なので夏になれば
なるほど無駄に荷物が増えるという
状況でした。

ところが今ではイタリア人の美女を
見習って日に日に荷物が少なく
なっています。さすがに6ヶ月ぶりに
雨が降ったというローマでは
ノースリーブで傘も上着も持たず
オープンカフェで凍えましたが・・・

そんなわけで、こちらは皆短い
ワンピースにサンダル姿で
非常に理にかなった格好をしています。
日本で冷房が必要なのはわかるけど
夏に上着を着る人が前提になっている
設定温度って、地球温暖化を
考える上で絶対によくないと思います。

イタリアのリネンのお店は本当にオシャレ!!

私は日々イタリアのオシャレな店を
覗いては目がハートになり、
ショーウィンドウに素敵な洋服が
あると勇気を出して入って行って
その洋服を即座に探し、値段とサイズを
チェックします。そしていけそうかも
と思ったら速攻試着。

そこからの店員さんとのやりとりが
また楽しいんですよ。イタリアでは
お店の店員さんになるには資格が
いるらしく、本当に知識が豊富です。
ですので、自信をもってその商品を
勧めてくれ、これはあなたに合うけど
こっちはどうかなというのも
ハッキリと伝えてくれ、これに
合わせるにはこういうジャケットが
いいとか、即座に教えてくれます。

ローマの店員さんによるコーディネートでおでかけ

そんなわけで私は毎日イタリア仕込みで
変身中。キレイになりたい!と
こんなにも思ったのは生まれて初めてだと
思います。イタリアはオシャレ好きには
たまらない場所です。
なんせデザインやカラーが日本に
あるものとは雲泥の差。カラフルな
ものやドレスのようなものがごく
普通に売っています。

しかもセールになっていると嘘っ、
これでこの値段?!という驚きの
価格で手に入ります。とはいえ私は
ヴェネチアングラスとワンピースで
すでに破産しそう(苦笑)

アマルフィのショーウィンドウに飾られていた真っ赤なワンピース。試着してお買い上げ(笑)

でもこんなにいいものがあるのに
日本では手に入らないって本当に
もったいないと思います。現在の私の
変身も、セールだし、イタリア人の
店員さんはタダであれやこれやと
オシャレの秘訣を教えてくれますが
これくらい変身するには日本では
40万円くらいするセミナーに
参加して、やっと自分が変わったと
思ったら20万円分くらいの服を
買わされるんだろうなぁと思います。

とにかく日本とイタリアとでは
普通に売られている洋服の質に
大きな差があるのです。そして
もちろん日本の方が値段が高いです。

また、こちらではグッチとか
ブランドもののバッグを持っている人は
ほとんどいません。きっと夜オシャレして
外食する時に使うのでしょうが、
それでもブランド率は圧倒的に
日本に比べて低いです。だけど皆
本当にオシャレ!!

フィレンツエからイタリア人の
美しさについて語ったインスタライブは
こちらから

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