土砂降りの雨のローマでイタリア語会話

ローマで久々の知人と再会。
以前会ったのはコロナ前で
息子も来てて、なんと
5年も前のことだという!

雨の中コロッセオ周辺散策

6年前の暑い夏に彼らが日本に来て
多分英語で初めて無料でガイドしたのが
彼らだったと思う。(最初で最後だった?)

時は経ち、私はついに彼らと
イタリア語で4時間も一緒に
時を過ごすことができた。
しかも大変なわりに意外と頭が
ショートしてないことにビックリ。

「今日は英語じゃなくて
イタリア語で頑張るから!」
というと彼らもほぼイタリア語で
通してくれ、6ヶ月ぶりに降ったという
土砂降りの雨の中、ずぶ濡れに
なりながらローマ散歩。

雨のローマはつややかで美しい

こんなに寒かったイタリアは
今回初だなぁ(午後はめちゃ暑くて
ワンピースだったけど)

ローマっ子の彼らはガイドのように
ローマに詳しく、これは何?
あれは何?フォロ・ロマーノの
フォロって何?と聞くとすぐに
答えが返ってくる。イタリアの
教育のおかげなのか、聞いても
全然よくわかっていない日本人とは
偉い違いにビックリ。フィレンツェの
ガイドの人たちも、まぁよくこんなに
説明できるよな!ってくらい、
ひとつの絵の前で説明してたもんね。
知識量が圧倒的に違うと思った。

私はイタリアはもう7回目くらい
なのだけど、今回はえっアナタ
初めてイタリア来たんですか?
っていうくらい、見える景色や
体験できることが今までと全然違う。

ひとつはイタリア語をこの一年で
頑張ったおかげだし、ひとつは
自分が成長してやーっとイタリアを
理解するのに自分が追いついて
来たのかもしれない。

ローマは混沌とした都市で
めっちゃ暑いし、公共交通は
使いづらいし、途方に暮れがちな
街だった。でも来ることにして
大正解。「ローマはね、西欧文化の
発祥の地であり拠点だったんだ。
こんな所に住んでいるって
すごいことだよ」とパオロさん。
初めて食べたイタリア名物の
揚げ物、ポルペッタの専門店にて。

フランチェスカとパオロとともに

美味しいワインとポルペッタと
ともに一生懸命イタリア語で
話してたらズボンがずぶ濡れなのも
忘れて心が温まりました。
ローマって、素敵!

これがポルペッタ。チーズ入り、野菜入りなど様々なバリエーションがある。

それにしてもイタリアは
都市によって国が違うくらい全然違う。
やっぱりその国の文化を知って
少しでも中に入っていくには
本当にに語学が重要なんだなぁ!

ローマ到着

ナヴォナ広場のレストランにて。写真はティラミス


ローマも何度来たかわからないけど
いつも一泊くらいしかしないので
相変わらず地理感覚がよくわからない。
ローマもどちらかというと
途方に暮れてしまう街だったけど
今日はずっと行きたかった
ローマの名店、サンテスターキオに
行きて嬉しい。

サンテスターキオの店内。エスプレッソを淹れている姿は見えないようになっている

数年前に息子と来た時に
エスプレッソをひとくち飲まれて
私の分はほとんど残らず
あんなに美味しいのに!くっそー
とだいぶ根に持っていたけど
よく考えたらこんな値段なんだから
もう一杯頼めばよかったじゃん!
食べ物の恨みや後悔って恐ろしい。

とってもクリーミーでふわふわなエスプレッソが名物

サンテスターキオのエスプレッソは
やたらクリーミーなんだけど
その方法は秘密なんだそう。

サンテスターキオでも
ナヴォーナ広場のレストランでも
結局店員さんと色々会話。
絵を描いてたら褒められて
彼のことも描いて!と言われ
それは無理〜!難しいです。


イタリアではズボンを履いている時と
ワンピースでは扱いが違う気がする。
日本の着物のようなものか?
(私はついに宿でアイロンをかけました)

パンテオンの長蛇の列

イタリアは名所はどこも激混みで
フィレンツェのドゥオーモは
超長蛇の列、ローマのパンテオンも
以前無料だった気がするけど有料に。
イタリアに行く方はコロナ後に
発刊された最新のガイドブック
片手に行くことをオススメします。
ちなみにバチカン美術館はめっちゃ
ソールドアウト!

フィレンツェ最後の朝


アパルトマンのチェックアウトは
プチ引越しのようで大変だけど
なんとか荷物を整理して
急いで老舗カフェへと向かう。


たった5分でもこの美しい空間の
バーカウンターでイタリア人に
囲まれて美味しいコーヒーが飲める幸せ。

荷物は激重だけど
タクシー乗り場にタクシーはおらず
こりゃまずそうだというので
地図も使わず駅まで荷物とともに歩く。
もうウィーンもヴェネツィアも
フィレンツェも、だいたい
地図なしで感覚がわかるように
なってきた。

駅は激混みで(どこもそうだけど)
電車の多くは50分遅れ!
でも私の電車はラッキーなことに
時間通りに出発。
この時期に宿がとれたこと
しかも最高のアパルトマンで
どこも徒歩圏内(アカデミア美術館まで2分
ドゥオーモまで3分)という最高の
立地で私は相当幸運だと思う。
(今までのアパルトマンはどれも
最高!)

イタリアは素晴らしい国だけど
海外に慣れてない人が二人で
新婚旅行をするには全くオススメしません。
(全てが不親切だからストレスと
ケンカのもとになると思う
ちなみにフィレンツェの美術館に
並ばずに入れたのも奇跡的)

今後はオンラインで
旅のコンサルタントも
していこうと思うので
興味があればお声掛け下さい。
素晴らしい旅に必要なのは
語学とサバイバル能力だと思うなぁ。

Last morning in Florence, 3 successive days at a bar counter in traditional cafe, Paszokowsky. I really appreciated macchiato and cornetto here!

日本の夏とヨーロッパの夏の違い

先日のオフ会では「なぜわざわざ8月に
行くのか?大変なシーズンではないか?」
という質問がありましたが、大事な
答えを忘れていたのでお伝えします。

それは日本の暑さから逃げるため!

私は毎年日本の暑さで本当に
病気のようににヘロヘロになっており
かつ冷房も嫌いなので、逃げようが
ありません。一度コロナ禍でしたか
北海道に逃げようとして予約まで
したことがありましたが、その時の
北海道は猛暑になってやめました。

ロンドンに着いた日の朝。このカフェはめちゃくちゃ寒かった(窓を開けていたため)

でもヨーロッパまで行くと違います。
なんとヴェネチアではセーターを着て
寝てしまったほど。

日本の暑さではどう頑張っても
想像できなかった格好が必要で
さすがにセーターはロンドンで一度
着ただけでしたが、ヴェネチアは
夜と昼の寒暖差が激しいのか
昼は日本と同じようなノースリーブの
ワンピースで過ごせますが、夕暮れを
過ぎると急に風も吹いて寒くなります。

なのでこちらに来てからは日本では
とても履けないピッタリ目の黒い
ズボンが大活躍。まさかと思って
持ってきて大正解でした。

ヨーロッパと日本の大きな違いは
乾燥や湿度もあるかと思いますが
やはり日常的にエアコンを使うか
どうかというのが大きい気がします。

ロンドンの地下鉄。冷房はなく、走ると機械が暑くなるのか、ロンドンの中で一番暑かったのが地下鉄。

ヨーロッパの多くの都市では
エアコンを日常的に使わないため
夜になるとちゃんと温度が下がります。
でも今の日本の異常気象はやはり
無駄にエアコンを使いすぎというか
設定温度がおかしいだろう・・・!
というのがそこかしこにあること
による、ヒートアイランド現象
なのではと私はこちらに来るたびに
思います。

だって、私の小学生のころは
エアコンなんてなくてもみんな
普通に生きてましたよね。
熱帯夜とかなかったし・・・
着物なんてね、7月と8月に
絽の着物を着るんですよ!
今そんなの着たら熱中症で死にますよ。
(私は夏は絶対着物は着ないことに
決めました。浴衣のみ・・)

たしかにヨーロッパにも熱波が
あったり、先日も少し熱中症になり
かけましたが、質が違うような
気がします。なので猛暑猛暑!!
というのであれば、もうちょっと
ヒートアイランド現象をなくすように
本気になればいいのに・・・と
思ってしまう私です。
なぜSDGsがあれだけ流行っているのに
冷房はガンガンにするのか
全然理解できません。

ヨーロッパでは飛行機の機内以外は
冷房で凍えるということはほぼ
ありません。(むしろ外気で凍えます)

ウィーンも夜になると肌寒いのでスープを作っていました

そしてイタリアに来て思うのは
本当に皆人生を思いっきり
生きているなあ!ということです。

イタリア人って男の人も
カッコよければ、世界一の美女が
山のようにいる国でもあります。
私は以前イタリアでダヴィンチの
原画を観た時にあぁダヴィンチは
イタリアの女を描いたんだなぁと
しみじみ感じました。

ダヴィンチの絵が美しいだけでなく
そもそもイタリアの女性が美しいんです。

イタリアは風景も美しい!!もちろん街並みも。

これって何に由来するんでしょうね?

去年もそんなことを考えましたが
やっぱり自然に生きてる!!
ってことに由来するのでは
ないかと思います。

ちなみに今日すれ違った
全速力で自転車をこいでいる
子供たちもカッコいい・・・!
イタリアには目がハートになって
しまうようなカッコいい人が
沢山います。男は男らしく
女は女らしく!その魅力を最大限に
アピールしている感じがして
日本人との違いに愕然とします。

というわけで私は今年も
頭のてっぺんからつまさきまで
イタリアに来て総入れ替えに
なりそうです。こちらのお店で
店員さんと話していてよく聞く
言葉は「エレガント」イタリア人に
エレガントと言われるともう
買うしかないと思ってしまいます(笑)

そしてエレガントの秘訣といえば
荷物を極力もたない!!
ことなのですが、私はどう頑張っても
これができません。

まず水は持たない!
帽子もかぶらない!
どんなに暑くてもサングラスと
超小ぶりのバッグのみ!

というイタリア人女性や
世界各国の美女。

こんなに暑いのに帽子被らないの?
と毎回不思議に思いますが
イタリアは帽子大国なのに
被っているのはほぼ外国人。
被ってはいけないという法律でも
あるのかと思うほど(多分不文律があります)

フィレンツェとか死ぬほど暑いので
私も一度真似して帽子をやめて
みましたが、慌てて宿に取りに
帰った記憶があります。

イタリア人って不思議だわ・・・

でもこんな風に生きられたら
人生楽しいだろうなぁと思います。

今回は昨年の教訓を大いに生かして
1年間イタリア語を頑張ったので
なんとほとんどの会話がイタリア語で
成り立つようになりました。
イタリア語を使うと店員さんも
昨年よりも随分優しく、より
その世界に入っていける気がします。

語学ってやっぱり大事!!
と痛感する日々です。

フィレンツェ最後のレストラン

今日はフィレンツェで美術館2つ!
というやってはいけない強行コースを
実行し、おかげさまで列に並んで
大変な目に遭うということは
全くなかったものの

ボッティチェルリの春。9月からボッティチェルリに関する英文読解を開催します!

一昨日400段以上の鐘楼に登った後で
脚の痛みが半端なく、もう
これ以上立つの無理!!と
思っていた。

ルネッサンスの三代巨匠、ラファエロ

あーぁ

最後にビスッテッカ・フロレンティーナを
試してみたかったけど

もうアパルトマンに戻って
コンタクトも取ろう・・・

そしてミケランジェロのダビデ像!アカデミア美術館に並ばず入れたのは奇跡的だったけど、これ以外に見所がない気がする(イタリアの美術館は高い!)

としばらく横になったけど
かと言って眠れるわけでもなく
ダメ元で気になっていたお店に行ってみた。

今回の旅で初めてレストランらしい店に入ったかも

イタリアワインジャーナリストの
宮嶋勲さんの話を聞いて以来
絶対食べてみたい!!!
と思っていたフィレンツェの
炭火焼きのステーキは
宮嶋さん曰く噛みきれなくてナイフで
切るので必死で、食事を楽しむ
どころではなくキャンティで
流し込んで食べるらしい。

イタリアではワインは食卓に欠かせない!
というけれど

これは本当に味噌汁のようなもので
こっちに来ると気候はおろか
食べ物も何もかも乾燥している。

パンはバターをつけないとパサパサだし
ソースが発達した理由がよくわかる。
ソースがないとパサパサで
とても口の中が持たないというか
流し込む何かが本当に必要なのだ!!

というわけでワインがあるんだなぁ。
今日はせっかくだからキャンティではなく
キャンティ・クラシコにして大正解。

写真では伝わりませんが、ボリュームたっぷり!

目の前の人たちはけっこう
オリーブオイルをかけていたので
私もかけるとグンと美味しくなった!
一度は食べてみる価値ありです。
ウィーンのシュニッケルよりオススメ。

私はイタリアに来てから毎日
まぁ明日死んでもいっか。。。
と思えるようになった(いい意味で)

帰国報告会では旅の話をたっぷりと
言った気持ちになれる会にしようと
思います。9月3日(日)20:30から
オンライン開催です。投稿を
読んでくださっている方の
ご参加お待ちしています!!

帰国報告会 詳細はこちら

イタリアの夜の賑わい

フィレンツェのアルノ川にて。
ちょっと頼んだら何枚も
素敵な写真を撮ってくれた
女の子に感謝!

今日はガチでカメラマンをしていたら
1日で400枚も撮っていました。

イタリアはインフォーマル・パブリック
ライフの宝庫で、それがあまりに
どこにでも普通にあるため
ずっといるとその貴重さがわからなく
なってきます(美味しいエスプレッソや
ジェラートのように。。)

ちょっと夕暮れ時になるとパッセジャータ(散歩)の時間

こちらでは21時すぎて
お店がレストランとジェラート屋
くらいしかやってなくても
道は散歩する人でごった返し
気づけばジャズを演奏する人
つられて踊り出すカップル

ジャズの演奏につられて踊り出す夫婦。みんなこっちに夢中。もちろん大喝采。


まさかと思ったら広場で
オーケストラまで!(しかも韓国の
音大か高校生の大集団で拍手喝采を
浴びていました!日本にこの
発想はあるのか。。)

黒髪の集団ではないかと思ったらやっぱり韓国人。ヨーロッパで日本人かなと思う人のほとんどは韓国人です。フィレンツェの広場でこれだけの学生を連れて無料で演奏するという発想がすごい。国際観光客から大喝采。どれだけ生徒さんの自信になったことでしょう!

ちょっと歩くと何かに出会い
夜疲れても本当に帰れません。

フィレンツェじゃなくても夜はこんな感じです!お店のショーウィンドウを見るのが楽しい

20時になったら全部閉まって
観光客だけが取り残されている
京都の三条通りとは偉い違い。
(もちろん木屋町の賑わいとも違う)

フィレンツェの名所、ポンテ・ヴェッキオでのプロ並みの演奏

日本にイタリア風の風光明媚な
場所があっても、17時になったら
帰れ!!の嵐。江ノ島の夜の
どんなに寂しかったことか。。

イタリアは22時過ぎても
外にめちゃくちゃ人がいます。
イタリアが楽しいのは夕暮れ時から
カフェもどんどん賑わいます。
だから毎日結局寝るのが遅くなる。
沢山写真撮ったので
2冊目の本や帰国報告会で
是非ご覧ください!

だいぶ暗いけど人・人・人!歌舞伎町ではありません

シエナのカンポ広場へ

今日はシエナのカンポ広場へ。
何をしに来たかって
秋に発売予定の2冊目の本
「インフォーマル・パブリック・ライフ」
の表紙の写真を撮りにきた
はずなのだけど・・・

カンポ広場でトマトのスパゲッティ。さすがイタリア!美味しかった!

街はどこもセール一色!!
早速入ってみたかった店を見つけ
入ってしまうとどれも半額。
そして私がこちらに来てから
惹かれまくってる素敵な赤の
トップスをゲット。

その後も気になったお店が
ありすぎ、全然カンポ広場に
辿りつかない・・・

本当に日本とイタリアでは
売っている洋服が違いすぎ
特にオシャレな日本人は
かわいそうだと思うこの頃。

私が気に入った服は大抵日本では
ウン万円するけれど、ここなら
セールのおかげで5000円前後で手に入る。
しかもカットのオシャレさとか
半端ないんです!!

これは絶対日本では売ってない!
という素晴らしい服がゴロゴロ。
もちろんリネンのワンピースや
シャツもわんさかあります。
というわけで毎日目がハート。

カンポ広場は座るのに適した傾斜上になっている

今日は表紙の写真を撮りに来たので
ガチで一眼レフ撮影。いいカメラは
出来は良いけどなんせ重い!
そして格好悪い。(エレガントとは無縁
いかにも観光客だし・・・)

だから、エレガントを目指したかった
私は結局だいぶ携帯に頼ったけれど
帰国すると
あぁいいカメラで撮ればよかったと
思うんだよね。

目の前には美女が。ちょっとワガママそう(笑)

ガチで撮ろうとすると
シャッターチャンスを狙い
絵になる人は誰だろう?
という感覚にってくる。

あのリュックの人はダメ!
あの太った人も通り過ぎるのを待とう
姿勢が悪いあの人も。。。
と思っていると

インフォーマル・パブリック・ライフは自由!

自分も絵になる人になりたいなぁと思う。

あの人は通り過ぎるまで待とうって
思われる人にはなりたくないなぁ。

むしろこっそり何枚も写真を
撮られている人を目指したい。
(着物でなくても!)

これまでの経験上、
地方の小都市に行くと美女率は
少し下がり、普通の人の
割合が増える。毎日人の
装いをチェックしてるのは面白い。

この帽子のおじさんも絵になる方でした

やっぱり絵になる人は
自分に自信があると思う。
そして美女の会話風景を
みていると、たいがい
ワガママそうに見える(笑)
美女だからワガママなのか
ワガママだから美女になるのか・・・

それにしてもイタリアは
毎日が映画の中みたい。
世界にこんな沢山美男美女がいるとは
今まで知らなかったわ。

生の声に触れて、ヨーロッパの風を肌で感じる1時間 帰国報告会を9月3日に開催します。

I came to Piazza del Campo for take a picture of the cover of my 2nd book about importance of an informal public life. I love Italian evening, filled with people, suddenly started walking to the main plaza.

オシャレすることの大切さ

イタリアでは日本では売っていない
ような素敵な洋服が文字通り
山のように売っていて、しかも
今はセールの最終段階!
ということで見つけたらゲットしないと
絶対日本では買えない!!

ボローニャで買ったお気に入りのリネンのワンピース

というわけで
ついボローニャではお店巡り。

フィレンツェやボローニャには
ヴェネツィアングラスを扱う
お店は一軒も見当たらず
フィレンツェに来ると革製品がわんさか!

フィレンツェの老舗カフェ、ジッリ。店内は美人がいっぱい。

最近毎日のように老舗カフェに
行っているけど(それが目的なので)
こういう店に来る人はみんな
オシャレなので、自分だけ
もっさりしているわけにはいかない。

やっぱり自分も絵の一部くらいに
ならないといけないんだなぁ。

ジッリで念願のティラミス。ついに水彩色鉛筆を画材屋さんでゲット!

もっさりしてたどたどしい英語なのと
それなりにオシャレしてイタリア語では
全然イタリアでの対応が違うと思う。

やっぱりイタリアでは美しく
装うことが本当に!!大事なんだろう。
私イタリア製品のバイヤーに
なったらいいんじゃないかしら。
もう毎日目がトキメキでいっぱい😍

フィレンツェから開催したインスタライブは
装うことの重要性について。
まさか私がこのテーマで
語る日が来るとは・・・

街歩きが楽しいフィレンツェ。夜になればなるほど賑わいが増す。

でも私が開催している
英文読解 World News Cafeは
私の留学時代の辛い想いから
これ以上世界に出て泣きを見る
日本人を増やしたくない
グローバルスタンダードで戦える
世界で負けない日本人を増やしたい!
という想いで開催しており

これまでは
大事なのは語学力だけでなく
世界に関する知識や教養
自分の国や自分について
語れることの3つが大事!と
言ってきたけど
(3つとも手に入ります)

それだけじゃないな。
格好や装い、振る舞いというのも
大切なんだとヨーロッパに来て
痛感する。

昨年は着物のおかげでパリでも
開かずの扉がどんどん開いたけど

いつも着物を着れば
いいってもんじゃなく
ヨーロッパのスタンダートで
負けない装いを身につけたら
けっこう扉が開くと思った。

似合う服というのは自身をくれて
疲れていても、もう一件扉を開けて
先に進もうという気分にしてくれる。

400段以上の階段を上がってドゥオーモを見下ろしました!がその後2日間足の激痛が・・・

今日のフィレンツェでは
また頭がおかしくなってしまい
革のバッグを2つも買ってしまった・・・

こんなお店、入ったら危険すぎる・・・(靴は重い)

でもイタリア語でかつ
できるだけオシャレにしてると
君は可愛いからまけてあげるよと
言ってもらえる。その赤い口紅に
赤いバックがピッタリだよとか
お世話であっても
以前の私ではこんなふうに
楽しめなかったと思う。

語学+装いの力があれば
開かずの扉が開きそうだ。
イタリア語やっててよかった😊

Arrived at Florence. In Vienna, London, Venice and Florence, there are so many beautiful women! So I’m trying to wear like them!
And came to a historical cafe in Florence, Gilli.

ボローニャのマッジョーレ広場

最近はヴェネツィアングラスに
翻弄されてて、まるでそのために
イタリアに来たかのように
思っていた。

美しい回廊のポルティコが続くボローニャ

ところでなんでボローニャに
来たんだっけ?日本の忙しさと
朦朧とした頭でキャンセルの
可能性を6割くらい頭に入れつつ
無理矢理作ったこの行程。

さて、何でだっけ?
行ったことないからかな。

まぁいっか今日はショッピング!
とオシャレな店に入りまくって
もう頭からつま先まで変えてしまえと
試着して興奮してたのだけど
いやショッピングのために
来たんじゃないよね😅なんか違う。

そうだインフォーマル・パブリック
ライフだったのだ!と思い出し

星空映画祭の準備をするマッジョーレ広場。夏の間ものすごい頻度で映画が上映されている。

とはいえ有名なマッジョーレ広場は
今日は星空映画祭とのことで
椅子が敷き詰められて
空白になっててつまらない。

有名なパスティチェリア、ガンベリーニ。

宿に帰ってもう早く寝ようか
と思ったけど。
ベッドに寝転んで
コンタクトレンズを取る前に
もう一回だけ行ってみよう
と疲れた体を引きずって行ったら大正解!!

夜の21時くらい?すごい熱気。席は全部埋まっている。

まさにこれぞイタリアの市民の
広場!という姿が見れた。

いつまで経っても映画祭は
始まらないけど
人権運動の活動家が
ボローニャは移民も沢山受け入れる
イタリアの中でも本当に素晴らしい都市だ
万歳!と長々演説し
市民は呼応して叫ぶ。

ボローニャは市民運動で有名な街だったのだ。これぞ広場の一体感。

やーーーーっと映画が始まったと
思ったら、イタリア人歌手の
ライブの映画のようで
参加者も踊ったり歌ったりして
もうどちらが映画かわからない。
なんだかシンクロしているみたいだ。

カフェから映画を見ることもできる。もちろん立ち見も。映画は無料

イタリアのパワーって本当にすごい!!
初めて日本人がこの熱気に触れたら
ショックで体調が悪くなると思う(私のこと)

それくらいイタリア人は
自分たちの人生を楽しんでいる。
街は自分たちのものであり
人生は自分のものであり
街の未来は自分たちで創るんだろう。
広場を埋め尽くす人々のエネルギー。
これが人のための広場なんだ!
今日ボローニャに来れてよかった!

I had a good luck to see Bologna’s cinema festival under stars! It was started nearly 1h later but I was so lucky to see what is Italian piazza, precisely! In fact, I came to Italy to see the life of plaza.

イタリア旅行は難しい

初めてのボローニャに到着。
ビエンナーレやヴェネツィアの
船、バポレット、特急電車に乗って
思うけど、イタリアはだいぶ
外部の人に不親切な国だと思う
(シャルルドゴール空港並み?!)

ヴェネチアの公共交通 ヴァポレットの乗り場。当然だけど水の上にあるので揺れる。入り口を間違えたら引き返すことは不可能なことが多い。ちなみに1回1500円くらいかかります!

たとえバポレット。
時々船に「この船は何番」
という表示すらない。だから
確かめないで来た船に乗ってしまうと
行き先を間違えるかもしれない。
(しかし、一度ゲートを通過したが最後
戻ることは許されないのだ!)

駅はこんな感じ。着いた船が何番なのか、たまに書かれていない!恐ろしー

もちろん船内には次の停車駅が
どこかの表示もアナウンスもない。
自分で地図かGoogleマップで
確認しないと、今どこにいて
どこで降りるべきか、近づいた駅で
駅名を見るまでわからない。
(ヴェネツィアはガチで難易度高いですよ!)

ヴァポレット船内。難民船のように鮨詰めになっていることも・・・

私は何度も乗員さんにイタリア語で
確認して無事着いたけど
ボローニャに着く時も
「ボローニャ中央駅ですよ!」という
アナウンスがほとんどなく
時々似た名前の違う駅があるので
もしやそれか?と不安になって3人に
イタリア語で確かめた。

京都だったら「キョウト〜!
キョウトに到着です!と
うるさいアナウンスが何度もあり
着いたらどこみても京都駅って
書いてあるけど
ボローニャは下車して5分くらい
構内を歩いてみても
「ここはボローニャである!」
ということを間違いなく
示してくれるものが
何もない。

海外ってきっつー。。。
これ言葉できなかったら
悲劇でしかないよ。

日本語しかできなくて
ヨーロッパ行っちゃった人は
一体どうするんだろうと
私は不思議でしょうがない。
言葉って本当に大切だ。

イタリアではオシャレをして
イタリア語で会話をしようとすると
みんな優しく、今日はベンチに座った
おばあちゃんとも会話した。

宮殿みたいなボローニャのホテル。出会ったイタリア人親子はアマルフィの近く出身だそうだ!羨ましい。

イタリアってきっとこんなだから
すごい魅力あるのに、あんまり
伝わらないんだろうなぁ
外部の人に伝えよう!!って
気がなさそうだもん。
だからこそ
そこに自力で入り込むための
イタリア語なんだけど。
それにしてもボローニャは暑い!

星空映画祭の準備がされているボローニャのマッジョーレ広場