日本の夏とヨーロッパの夏の違い

先日のWorld News Caféのオフ会では「なぜわざわざ8月に
行くのか?大変なシーズンではないか?」
という質問がありましたが、大事な
答えを忘れていたのでお伝えします。

それは日本の暑さから逃げるため!

私は毎年日本の暑さで本当に
病気のようににヘロヘロになっており
かつ冷房も嫌いなので、逃げようが
ありません。一度コロナ禍でしたか
北海道に逃げようとして予約まで
したことがありましたが、その時の
北海道は猛暑になってやめました。

ロンドンに着いた日の朝。このカフェはめちゃくちゃ寒かった(窓を開けていたため)

でもヨーロッパまで行くと違います。
なんとヴェネチアではセーターを着て
寝てしまったほど。

日本の暑さではどう頑張っても
想像できなかった格好が必要で
さすがにセーターはロンドンで一度
着ただけでしたが、ヴェネチアは
夜と昼の寒暖差が激しいのか
昼は日本と同じようなノースリーブの
ワンピースで過ごせますが、夕暮れを
過ぎると急に風も吹いて寒くなります。

なのでこちらに来てからは日本では
とても履けないピッタリ目の黒い
ズボンが大活躍。まさかと思って
持ってきて大正解でした。

ヨーロッパと日本の大きな違いは
乾燥や湿度もあるかと思いますが
やはり日常的にエアコンを使うか
どうかというのが大きい気がします。

ロンドンの地下鉄。冷房はなく、走ると機械が暑くなるのか、ロンドンの中で一番暑かったのが地下鉄。

ヨーロッパの多くの都市では
エアコンを日常的に使わないため
夜になるとちゃんと温度が下がります。
でも今の日本の異常気象はやはり
無駄にエアコンを使いすぎというか
設定温度がおかしいだろう・・・!
というのがそこかしこにあること
による、ヒートアイランド現象
なのではと私はこちらに来るたびに
思います。

だって、私の小学生のころは
エアコンなんてなくてもみんな
普通に生きてましたよね。
熱帯夜とかなかったし・・・
着物なんてね、7月と8月に
絽の着物を着るんですよ!
今そんなの着たら熱中症で死にますよ。
(私は夏は絶対着物は着ないことに
決めました。浴衣のみ・・)

たしかにヨーロッパにも熱波が
あったり、先日も少し熱中症になり
かけましたが、質が違うような
気がします。なので猛暑猛暑!!
というのであれば、もうちょっと
ヒートアイランド現象をなくすように
本気になればいいのに・・・と
思ってしまう私です。
なぜSDGsがあれだけ流行っているのに
冷房はガンガンにするのか
全然理解できません。

ヨーロッパでは飛行機の機内以外は
冷房で凍えるということはほぼ
ありません。(むしろ外気で凍えます)

ウィーンも夜になると肌寒いのでスープを作っていました

そしてイタリアに来て思うのは
本当に皆人生を思いっきり
生きているなあ!ということです。

イタリア人って男の人も
カッコよければ、世界一の美女が
山のようにいる国でもあります。
私は以前イタリアでダヴィンチの
原画を観た時にあぁダヴィンチは
イタリアの女を描いたんだなぁと
しみじみ感じました。

ダヴィンチの絵が美しいだけでなく
そもそもイタリアの女性が美しいんです。

イタリアは風景も美しい!!もちろん街並みも。

これって何に由来するんでしょうね?

去年もそんなことを考えましたが
やっぱり自然に生きてる!!
ってことに由来するのでは
ないかと思います。

ちなみに今日すれ違った
全速力で自転車をこいでいる
子供たちもカッコいい・・・!
イタリアには目がハートになって
しまうようなカッコいい人が
沢山います。男は男らしく
女は女らしく!その魅力を最大限に
アピールしている感じがして
日本人との違いに愕然とします。

というわけで私は今年も
頭のてっぺんからつまさきまで
イタリアに来て総入れ替えに
なりそうです。こちらのお店で
店員さんと話していてよく聞く
言葉は「エレガント」イタリア人に
エレガントと言われるともう
買うしかないと思ってしまいます(笑)

そしてエレガントの秘訣といえば
荷物を極力もたない!!
ことなのですが、私はどう頑張っても
これができません。

まず水は持たない!
帽子もかぶらない!
どんなに暑くてもサングラスと
超小ぶりのバッグのみ!

というイタリア人女性や
世界各国の美女。

こんなに暑いのに帽子被らないの?
と毎回不思議に思いますが
イタリアは帽子大国なのに
被っているのはほぼ外国人。
被ってはいけないという法律でも
あるのかと思うほど(多分不文律があります)

フィレンツェとか死ぬほど暑いので
私も一度真似して帽子をやめて
みましたが、慌てて宿に取りに
帰った記憶があります。

イタリア人って不思議だわ・・・

でもこんな風に生きられたら
人生楽しいだろうなぁと思います。

今回は昨年の教訓を大いに生かして
1年間イタリア語を頑張ったので
なんとほとんどの会話がイタリア語で
成り立つようになりました。
イタリア語を使うと店員さんも
昨年よりも随分優しく、より
その世界に入っていける気がします。

語学ってやっぱり大事!!
と痛感する日々です。

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