イタリア旅行は難しい

初めてのボローニャに到着。
ビエンナーレやヴェネツィアの
船、バポレット、特急電車に乗って
思うけど、イタリアはだいぶ
外部の人に不親切な国だと思う
(シャルルドゴール空港並み?!)

ヴェネチアの公共交通 ヴァポレットの乗り場。当然だけど水の上にあるので揺れる。入り口を間違えたら引き返すことは不可能なことが多い。ちなみに1回1500円くらいかかります!

たとえバポレット。
時々船に「この船は何番」
という表示すらない。だから
確かめないで来た船に乗ってしまうと
行き先を間違えるかもしれない。
(しかし、一度ゲートを通過したが最後
戻ることは許されないのだ!)

駅はこんな感じ。着いた船が何番なのか、たまに書かれていない!恐ろしー

もちろん船内には次の停車駅が
どこかの表示もアナウンスもない。
自分で地図かGoogleマップで
確認しないと、今どこにいて
どこで降りるべきか、近づいた駅で
駅名を見るまでわからない。
(ヴェネツィアはガチで難易度高いですよ!)

ヴァポレット船内。難民船のように鮨詰めになっていることも・・・

私は何度も乗員さんにイタリア語で
確認して無事着いたけど
ボローニャに着く時も
「ボローニャ中央駅ですよ!」という
アナウンスがほとんどなく
時々似た名前の違う駅があるので
もしやそれか?と不安になって3人に
イタリア語で確かめた。

京都だったら「キョウト〜!
キョウトに到着です!と
うるさいアナウンスが何度もあり
着いたらどこみても京都駅って
書いてあるけど
ボローニャは下車して5分くらい
構内を歩いてみても
「ここはボローニャである!」
ということを間違いなく
示してくれるものが
何もない。

海外ってきっつー。。。
これ言葉できなかったら
悲劇でしかないよ。

日本語しかできなくて
ヨーロッパ行っちゃった人は
一体どうするんだろうと
私は不思議でしょうがない。
言葉って本当に大切だ。

イタリアではオシャレをして
イタリア語で会話をしようとすると
みんな優しく、今日はベンチに座った
おばあちゃんとも会話した。

宮殿みたいなボローニャのホテル。出会ったイタリア人親子はアマルフィの近く出身だそうだ!羨ましい。

イタリアってきっとこんなだから
すごい魅力あるのに、あんまり
伝わらないんだろうなぁ
外部の人に伝えよう!!って
気がなさそうだもん。
だからこそ
そこに自力で入り込むための
イタリア語なんだけど。
それにしてもボローニャは暑い!

星空映画祭の準備がされているボローニャのマッジョーレ広場

ヴェネチアのビエンナーレ

ヴェネツィアのビエンナーレへ。

時々この赤い表示を見つけるとラッキー。だけどこの横にある地図も超わかりにくい!

今年は建築ということで、昨年の
アートにより磨きをかけてわかりにくい。

私はもう4回目なのだけど、
ビエンナーレはサイトを見ても
営業時間がいつなのか、どうすれば
第二会場のアルセナーレに
辿り着けるのか本当にわからない😣
これ、下手したら1時間迷うレベルだよ。
(地理に強い人でもキツイ)

今回の帰りがけに初めて、アルセナーレに行くには海洋博物館の横の道から行けば近いと判明

昨年の教訓を活かしてできるだけ
英語の説明文は読んでいるけど
ふーん、なるほど面白いなと思っても
作品を見ると
どういうこと?!
その関連性が全然わからない。

オシャレなんだけど。そもそもその解説がどちらの展示の解説かもわからない・・・

私はヴェネツィアのビエンナーレは
世界一不親切な展覧会のひとつだと思う。
興味のある人は徹底的に
英語を読めるようになってから
行った方がいいですよ。

説明なしではもう頭がハテナでしかない。

じゃあ来なきゃいいんだけど
ヴェネツィアで一番空いてるし
2日歩いてると何かしら
印象深いものには出会うんだよね。

昨年は実物大の馬の死体があって
衝撃的だった・・・

こちらは昨年使用したものをリサイクル(?)して展示しているドイツ館 リサイクルというか、置いているだけ?

今年はどかっと寝そべれる
北欧のブースや、北欧の水を
使わないトイレも面白かった。
アートって難しい〜。

ジャルディナーレの会場で面白かった北欧の乾燥トイレ。農業肥料としても使えるらしいので江戸時代の日本みたい。臭くないそうです。
北欧文化の図書館。毛皮がゴロゴロ敷かれていて気持ちよかった!

ビエンナーレは疲れるけどなかなか
面白く、とくにトルコ館が大変
興味深かった。先日も家の近所で
一軒家が庭の木と共に取り壊されて
いるのを見て、何とも言えない
気持ちになったけど、まさに
建築は取り壊すべきか?というテーマ。

取り壊しの方法について。ダイナマイトで爆発、手で壊す、石で打ち壊すなど

建物も機械同様にメンテナンスして
ひとつの用途が終わっても
かたちを変えて使うべきでは?
という壮大な研究。

トルコも大型開発された場所が
廃墟となっているらしい。

一方で家賃が高すぎて支払えず
都会を去る若者たち。
住む家を追われた土着の人たち。

今回のビエンナーレに通底するテーマは
植民地的な巨大開発と
それに対抗する小さな自分たち
という構図だったように思う。
(アフリカの反植民地主義の展示が多い)

エストニア館の展示。ベッドがあって寝てみる?と言われて一緒に横になった私。アーティストの彼女はここに暮らして等身大の建築を体感しているそうだ。世界の家賃についてのアンケートも実施

建築って
手が届かないスター建築家のものではなくて
寒さを凌ぐために
人間が周りのものを上手に使って
生きてきた知恵だったんだ。

家畜の隣で寝ていた写真。家畜に目をやることができるだけでなく、家畜の発する熱であたたかく眠れるらしい!

そんな原点に立ち戻るような展示や
土着の文化を省みるものが多くて
考えさせられた。

私も自分の手で自分のすみかを
作ってみたいなぁ。

人は人間の体温という熱によって
暖をとってきたそうだ!
ビエンナーレは
ウィーンの美術館よりオススメです。
(でも英文読解力必須!!)

こういうのかっこいいよなあ!

I’ve been to Biennale in Venice. It’s already 4th time that I came here but it’s too difficult to arrive at a venue, Arsenale! No indication to reach to a hidden place in Venise(as usual…) But it was quite interesting! I felt that the world of architecture is changing, as a result of climate change, social issue etc. architecture should not belong only to some super star architects, but is should belong to the people. Streets and city too!

ヴェネチアのアパルトマンへ

ヴェネツィアは24度ということなのに
体感温度は35度くらいでめちゃ暑く
やっとのことでアパルトマンに辿り着く。

こんなシーンが普通にあるヴェネチア!

ヴェネツィアはどこも
笑っちゃうくらい映画のシーンの
ようだけど、今回の人混みは
これまでで見たこともないほどで
よくこの島沈まないなとか
どうやってこれだけの人が
泊まれるホテルがあるんだろう?!と
不思議でならない。

めちゃくちゃ海に面した素敵なカフェやレストランもいっぱい!

今回のアパルトマンはサン・マルコ広場の
対岸に位置するジュデッカ島で
サン・マルコ近辺のの凄まじい人混みとは無縁。

優しいオーナーの方ともイタリア語で
やりとりを完結できた。
大変な思いをしてたどり着いたので
早速カバンに入っていた残りもので
クッキング。私のどこでも
クッキングできる能力は
我ながら素晴らしいと思う。

めっちゃキッチン設備の整ったアパルトマン

海外旅行にはお金も気力も体力も
語学力もいるけれど
一番大切なのはサバイバル能力では
ないかと思う。多分これが
日本人にはキツイんだろうなぁ。
海外はハプニングしかないからね。

買い出しにいかずに料理に挑戦

今日からはヴェネツィアングラスの
アクセサリーの買い付けを
してみようと思います!
ネットで予約販売しますので
興味ある方はチェックしていて
下さいね。めっちゃ可愛いものが
山ほど売っています

・・・

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Finally I arrived at my apartment in Venice. Venice is so beautiful but it’s too crowded!! I’ve been here around 7 times but I’ve never seen such a crowded Venice🤯But my appartement is very calm, different from mainland!

旅先での料理のコツ

ウィーン最後の夜のディナーは
イタリアの生パスタにサラダを添えて。

生パスタはとても重宝します

今どきキッチン付きの宿は多いけど
実際にまともに料理するのは
至難の業で、私がここまでまともに
ご飯が作れるようになったのは
ひとえに経験を重ねてきたからだ。

乾燥パスタより生パスタ。
なぜならイタリアの乾燥パスタは
めちゃくちゃ硬く、記載されている
茹で時間ではまず茹で上がらないから。
(貸しアパルトマンは自宅とは違う)

今回はついにバターも購入。やっぱりパンにはバター!ウィーンのソーセージは最高です。

絶対に持参すべきなのはよい油と塩。
油がなければフライパンがあっても
焦げつきまくって料理どころではなく
サラダ菜のパックを買っても
油がなければパサパサで
食べれたもんじゃない。
サラダにはドレッシングが必要なのだ!
(私はエサンテという油を愛用。
コクがあってオリーブオイルよりオススメ)

そして生パスタを買ったとしても
じゃあソースどうすんの?
という大問題が残っている。
ここは自宅ではないので
何もかも制限しかなく
そこでいかに機転をきかせるかが
旅先でに料理成功のポイントになる。

そうだ!
冷蔵庫に忘れてたイタリアのチーズ
タレッジョが入っているではないか。

これは絶対飛行機に乗せられない
(すでに溶けかけ)ので、茹で汁で
溶かしてソースにしよう!
ということで大正解😍

私は世界で一番
自分の料理が美味しいと思う。
っていうか世界で一番ホッとする。

私にはホテルに連泊できる人が
本当に信じられない。
毎回外食なんて、もしもお金があっても
私のお腹は耐えられないだろう。

アパルトマン生活万歳🙌

去年も滞在した大好きなアパルトマンとも今日でお別れ。また来れるといいな!

やっぱり料理って楽しい😆
ウィーンはね、肉製品が美味しいんですよ!

・・・

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飛行場の悲劇

ようやくウィーンにたどり着いた。

昨年も泊まったウィーンのアパルトマン。料理もできてお気に入り

去年もほぼ一日がかりで到着したけど
なぜか今年もほぼ1日😭
(フライトは2時間程度)

みなさんよくご存知のロンドンの
ヒースロー、ちょっとマニアックな
ガドィック、そして聞いたことない
スタンステッド空港!
(もちろんJTBのガイドには載ってない)

去年はパリの「貧乏人の空港」から
ウィーンに行って大変な目にあったけど
スタンステッドも貧乏人の空港だろうなぁ。

ネットで調べたらロンドン市内から
40分くらいで行けるらしく
まぁいいじゃんと思ってとったけど
ウィーンとロンドンは国内線くらいの
感覚だろうと思いつつも3時間半前に
空港に到着したけど、そこには
人生で見たこともない長蛇の列!!!

空港のカウンター全体に渡って長蛇の列ができています

今どきオートでカバン預けるのに
これ古すぎないか?!
時々時間が迫ってヤバい人たちを
呼ぶおじさんはマイクもなく
大声で話すので、おじさんが話す時は
全員黙らないと何も聞こえない。

ひたすら待つこと1時間。
私17:40の便なんです。大丈夫ですか?
と聞くと、すぐセキュリティに行けば
大丈夫と言われたけれど
セキュリティも長蛇の列で
なぜかこんな時に限って引っかかる😭

しかし係員はものすごくゆっくり
見ていて私の番まで20分はかかり
やっときたー!!
と思ったら「あなたのは写真が
映ってないのよ」と言われ?
は?並び直し?!マジ無理ですよ!
と力説し、大丈夫、列には
並ばないからと言ってもらう。

でもその後2回検査して係の人は
眉をしかめ、ラップトップを出したら
スムーズに通り、なんだよそれ?!
フォークとか液体じゃないんかい!!

とキツネにつままれた気持ちで
ゲートに向かうが
ゲート名がどこまで行っても
細かく表示されず、ひたすらAll Gatesに
向かって走る。やっと見つけた!
と思ったらまさかのシャトル移動で
超遠い!!そしてまたダッシュ。
もう私疲れました😭
(ほぼ3時間以上立ちっぱなし)

飛行機はめちゃくちゃ寒いし
やっと去年の宿に着いたと思ったら
23時すぎても建物の工事か
信じられない爆音が響くし
もう今日は鬼門ですか😣

これが禊みたいになって
明日から騒音も消えてほしい。。。
旅するって本当に体力が入りますよ。
あと一瞬で英語を聞き取る能力
ないとこういう時はマジで命取り。

ロンドンで自炊

本日の夕ご飯。
アパルトマンに着いた初日は
どんなに疲れてても買い出し!
が鉄則なので、宿の近くの
Whole Foods Marketとスーパーで
大いに買い出し。

サラダにはチーズを入れるとコクがでてより美味しくなる

こういう宿でこんだけ料理する人って
いるのかしら?といつも不思議に
思うけど、たいていの宿では
何かが足りない。っていうか
ガチで料理するなんて想定していないだろう。

ナイフが舐め切ってるナイフだったり
(決して生の肉は切れないとか)
まな板がなかったり
(ヨーロッパでよくある)
調理用具はまぁあっても
油がなかったり
(料理で一番大事なのは油!)

ロンドンのスーパーのチーズ売り場。ものすごい品揃え

というわけで以前は米やパスタ
場合によっては水切りや蓋まで持って
旅していた私。だいぶ慣れてきたかなぁ。
やっぱりイギリスで食べる
ステーキは美味しい