カプリで大人の女を目指す

今日はカプリまで来て
全く観光せずに5時間も
プライベートビーチでゆっくり過ごした。
朝には大泣きしたというのに
やっぱりイタリアの海は
母なる海に包み込まれるような
優しさがあり、波の音を
聞くたびに癒されて
あぁ人生は美しい
Life is beautiful…!
と、こんなにも辛かった日の
夕方に心底思えた自分に驚いた。

私、本当に強くなったんだ。
もう5年前の幼稚園児のような
私じゃない。今日カプリで
ジェラートをボタボタこぼしながら
食べている観光客を横目に見ながら

私も昔はそうだったという懐かしい
気持ちになった。イタリアは
めちゃくちゃ暑いので、すさまじい
勢いで溶けるため、ジェラートを
オシャレに食べるには
テクニックが必要なのだ。

そんな私はジェラート片手に
急いでフェリーのチケットを出し
溶けないように舐めながら
急な階段を上がり、我ながら
イタリアレベルが上達したものだと実感。

右も左もわからずに
ジェラートをボトボトこぼしていた
昔の私だったけど
今では朝に思い立ったら
オンラインでカプリ行きのチケットを
取り、メトロに乗れなかったら
Googleマップもほぼ使わずに
二駅先のフェリー乗り場まで
駆けつけ、長蛇の列ではイタリア人と
会話しながら先へと進む
方法を見いだし、サンダルで
ダッシュしてフェリーに
ギリギリセーフで駆け込こんだ。

ちなみにこの船は乗れなかった人多数。
次は2時間後ではなかったか?!

今日は一人でプライベートビーチを探し
隣になった女性とと仲良くなって
明日の夕飯を食べに行く約束までした。

私、もう

こんなにできるようになったんだ!

誰かに頼らなくても
イタリアの海に行って波と戯れ
アマルフィはここがいいよとか
人に語れるようになったのか。

幼稚園児から
ついに大人の女になったみたい。

次はあのかっこいいリネンの
ワンピースをアイロンかけて
ビシッと決められる
そんなイタリアマダムを目指したい。

ちなみに美女が美女である
理由のひとつは、なんでも
かんでも受け入れず「No!
そんなのは嫌!」という
ことにあるらしい。こだわりと美って
すごい関連性があるようだ。

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