イタリア カプリの素晴らしいホテル

念願のカプリ!

なんというか
願望実現の方法って
こんな感じなんだろうかと思う。

家でずーーっと妄想し
隣の家の壁が
まるでカプリの断崖絶壁みたいとか
思いながら
小さなベランダで
ワインを飲み

妄想のまま旅程を組んで
着いたらひたすらそれに従う。

願望実現というか
妄想実現という感じ。

もちろん困難は山ほどあって
多分度慣れてないカップルが
今回の行程をやったら離婚するかも。

飛行機は遅れを想定したけど
まさかの1時間遅れになって
(先日のTGVも!)
でも今回はフェリーを予約して
しまったので
なんとしてでも間に合いたいけど
タクシーでも40分と書いてある。

空港からのバスはもう諦めても
タクシー乗り場に行ったら長蛇の列

いちかばちか
シェアタクシーと書かれた表示に向かい
以前乗ったバス乗り場で
めっちゃタクシーの呼び込みされたのを
思い出し

今日は呼び込み歓迎!!

いくら?港までこの時間で行ける?
よし乗った!!
と速攻乗り込み

ちょっと高かったけど
なるほど
お金ってこうやって使うんだわと思った。

運転手さんはめちゃいい人で
イタリア語の数字すら忘れてた私に
君イタリア語うまいね!
一週間もいたらきっと
喋れるようになってるよ!
と励ましてくれた。

「イタリアでは
天国にたどり着くには
地獄を通り抜けなければならない」

と私は学んだのだけど

実はフランス語にも
そんな表現があるのだと
旅行代理店の偉い方が教えてくれて
まぁそうだよね
それを潜り抜けてきたから
人より抜きん出たんだよねと
納得してしまった。

今回のホテルは私史上最高に高く
なんとお迎えがある。
去年カプリのバスで
熱中症で死にかけたから
本当に嬉しい。

ホテルから海が見えて夢みたい。
鳥のさえずりも最高。

長い旅路かつ私史上最高に高いけど
本当に来てよかったと心底思う。

カプリは本当に地上の楽園で
こんな鳥のさえずりってある?
録音したの流してるんでしょ?
と思うくらい
鳥たちが幸せそうに鳴き

こんな美しい花ってある?
作り物でしょ??と思うくらい
美しい花々が咲き誇り

今日はビーチに行こうかと思ったけど
初めてのホテルのプールを
使ってみたら

あらビックリ
プライベートビーチだと
暑い!!と思っても
ハイ日傘はプラス10ユーロです
うーん、どうしようかな我慢しようかと悩むけど

ここは普通にサンベッドも日傘もあり
なんでも高すぎるカプリだけれど
意外とお酒も食事もリーズナブル。
しかもホテルの部屋からすぐだから
日焼け止めを忘れても
取りに戻ればいいし
トイレが混んでたら部屋にいけばいいし
気づいたらうたた寝してたりして

もう極楽という他ない。

しかも私
連泊だからか部屋を
アップグレードしてもらえたらしく
なんとスィートルームなの。

いやぁ
飛行機に乗ってまで
カプリに来てよかったなぁ〜

なんというか
このしみじみ癒される感覚って
私は日本では味わえない。
温泉は素敵だけれど
身体は癒されるけど
心まで癒されるというほどではなく

フランスやイタリアに来ると
しんしんと身体の奥から癒されていき
あぁこれでよかったんだと
自分を信じられる感じというか。

私は日本にいると
天然記念物みたいに思われてるけれど
実際は骨の髄まで
日本の価値観に染まってて
それを年に一度は完全にデトックスする
そんな必要があるのだろう。

だから私は
日本にいて
人と異なりながらも
なんとか自殺せずに
これまで生きてこれたのだ。

イタリアに行くと本当に
人生の喜びというものがあり
私は日本で病んでいる人に
声を大にして伝えたい。

死にそうになったら
もう全部ストップして
とにかくイタリアに行った方がいい。

そしたらね
あぁ人生も悪くないって思えるし
まぁ明日死んでもいいやって
きっと思えるよ。

インド航空の事故の直後
飛行機に乗るのは怖かったけど
人間いつ死ぬかなんてわからないから
もう明日死んでもいいや
と思えたらいいと思う。

カプリとヴェネツィアだけは
死ぬ前に行った方がいいと思う。

By Miki IIDA

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