南イタリアへ!!

南イタリアは難易度が高く
ローマの友人に「ローマは
カオスだと思う」と言ったら
クスッと笑われ、
「あなたこれからサレルノに行くんでしょ。
南イタリアはもっとカオスよ」
と言われ、着いたらその意味がよーくわかった。

死ぬ前にアマルフィが見たい!!

と体調の悪かった私は
いつか死ぬなら
アマルフィに行ってから死のうと思い

でもアマルフィは死ぬほど高いので
アマルフィまでバスで行けるという
サレルノのアパルトマンを予約した。
(それでも十分高いけど!)

サレルノのお洒落なアパルトマン。IHを使うのにだいぶ苦労した。お洒落だけど海辺なのに洗濯機がない!


しかしローマのバスでも
超わかりにくいのに
この町でバスとか無理でしょう・・・

ロンドンは歩行者用の信号が
たっぷりあるのにみんな信号無視をして

ローマはそもそも信号がない。
だから無理矢理渡るしかなく
よくこの町で毎日100人死なないよなぁと思う。

サレルノはもっとおろそしく
歩行者用の信号はなく
車は止まる気配がない。

そこを無理矢理渡って
私渡ってるからね!
アンタ止まって!!と車を停める感じで渡るのだ。

息子よ
あんた、母が信号無視するって
怒るけどね・・・

信号無視はヨーロッパスタンダードではないか?
(ウィーンはわりと守ってた)

でも私は船でアマルフィに行くんだから!

と長い長い距離を歩いて
やーっとフェリー乗り場に到着し
明日乗りたいんですけどというと
私のイタリア語の解釈が正しければ
「明日は海が荒れるからすべて欠航」
と言われた気がする。

「えっ午後も?」
「午後もないですよ。」
そんなの今日からわかるものなの?!(実はこのイタリア語理解は正しかったと翌日判明)

これがサレルノの港。かっこいい

流石にここまで来ると国際観光客は
一気に減り、アジア人はほぼいないので
だいぶじろっと見られている。
(ほぼイタリア語しか聞こえない)
しかも一人で歩いている人なんて
ジョギングの人くらいしかいない。

私、何しに来ちゃったんだろう
と結構ブルーになるけれど
イタリアの海が見たくてここまで来たのだ・・・

沈んだ気持ちでスーパーに行って
また種類がありすぎてわからない
チーズを見てたら、美味しかった
「カチョカバッロ」というチーズがあり
これ欲しいんですけどカットしたの
ありますか?と聞くと、あっちに
あるわよと教えてくれ

でも見知らぬチーズの山で途方に
くれていると「見つかった?」と
優しく声をかけてくれる。「いや。。」
というとそっちに行くわ!と
見に来てくれて、あらないわね
じゃあカットするわと500gを
半分にしてくれる。

見たことのないチーズだらけ!

ついでにこの辺りの名物の
チーズも下さい。でもちょっとで
いいんです、200gとかと言って
束の間の交流ができて嬉しかった

あぁ難易度の高いイタリア人
ばっかりの土地・・・
このアジア人、一人で
何してるのかしらと思われてるのかなぁ。

私、イタリアで何度途方に暮れたことだろう。

とても私はこの賑やかに連れ立っている
人たちの中、一人で外食する気には
なれないけれど
買って来たキャンティ・クラシコと
イタリアの牛肉のステーキと
チーズはやっぱり美味しかった。
あぁ私も早く素敵な人と一緒に
旅ができるようになりたい!

サレルノも買い物天国でした(笑)

人生を変える英文読会 World News Café

カフェ的な大人の学び場 リュミエール

著者の無料メールニュース登録はこちら

このブログの著者について

おすすめ記事

@cafe_tea_culture