バラ色のインスタと現実のヨーロッパ

イタリアやパリにはインスタで見るような
キャー😍と歓声が上がりそうな光景が溢れてる。

日本でそれを見て憧れている時には
キラキラした光景にしか思えないもので、
エッフェル塔やパリのカフェで
クロワッサンも同じだろう。

でも実際に訪れてそれなりに時を過ごすと
そこにはそこの現実があるわけで
エッフェル塔だってだんだん普通に
なってくるし、クロワッサンだって
5日も食べ続けたらちょっと嫌になってくる。

カプリはまさにインスタ映えする絶景が
ゴロゴロしてる島だけど、プライベート
ビーチにたどり着くには超小さくて
エアコンのないバスに乗り
対向車とスレスレにすれ違う山道を
揺られながら吊り革につかまって
辿り着き、時にクラゲに噛まれて
痛い思いをしながらなんとか絶景にありつける。

ヨーロッパに来てからもう2-3週間に
なるのだろうか。こちらのしんどい
現実もだいぶよく見えてきて
特に日本人日本人にとっては全然
バラ色ではないと思う。イタリアなんて
衛生面がかなり酷いので
潔癖症の人はどんなに美しいものが
見たくても耐えられないんじゃないかと思う。

神様がいるのかいないのか
もはや私にはわからないけれど
試練だらけのヨーロッパでは
誰も助けてくれないので
とにかく自分強くなって解決策を
探すしかなく、そのうちそれが
積み重なって神業みたいに
なるのかもしれない。
結局一番頼りになるのは
自分しかいないのだ。

年をとると憧れと現実はだいぶ
乖離していくようで、小麦づくしの
ヨーロッパはちょっとしんどいなぁと
思う。日本にいるとヨーロッパに
住みたいと思うけど、なんだか今回は
現実をまざまざと見せつけられている
気がして、実際色んな方法で
住んでる人たちとあったけど、
住めればなんでもいいのかというと、
多分そうでもなさそうだ
(それにスタンダードが違いすぎる)

やっぱり世界一速い乗り物に乗って
15時間かかるって
本当に遠い異国なんだなぁ・・・

私は年に1-2ヶ月ヨーロッパに
行けたらそれでいいのかもしれない。

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