今回フィレンツェに行ったのは
長年憧れていたイタリアの
ワイン産地を少しでも取材したいという
ささやかな希望があったからで

でもあまりに急すぎたので
キャンティの取材は無理だったけど
キャンティ・クラシコ委員会の方が
フィレンツェにある
キャンティのワイナリーの
フラッグシップストアを紹介してくれて
こんなに美味しいキャンティがあるの
と感動しながら
イタリアに来て一番好待遇を受け

その後Booking.comで
見つけたキャンティのワインツアーに
行ってみたら
まぁ案の定だけど
天と地ほどの違いがあった。
私も何度かこういう
観光客向けツアーにも参加したけど
基本的に大したワインじゃないし

個人的に案内してもらうのとは
経験が雲泥の差で
今回はエクサン・プロヴァンスでも
団体のツアーと個人の取材の
両方に参加したけど
どう考えてもカスタマイズツアーの方が
いいと心の底から痛感した。
そしてやたら高いテンションに
人々を引き上げて
最後は上手に買わせるワイナリーの技。
商売的には学ぶことがあったけど
私絶対こういうガイドとかしたくない!!
と心底思った。
私はもっと洗練されたホンモノを
カスタマイズして伝えたい。
イタリアまで来て国際観光客と
混じり合ってキャー!!とか
叫んでる意味が全然わからない。

それよりよっぽど
イタリア人の生産者から
個々にそのワインのストーリーを聞き
本当に洗練された食や景色と合わせて
感動した方が
何十倍もいいと思った。
私は本当にマスツーリズムが
嫌いなのだけど
日本で多くの人がやってるのも
こういう経験なんだなぁ
一生団体向けのガイドはするものかと
心に誓った。そして来年こそ
ちゃんとイタリアのワイン産地の
取材に行きたい。
まぁこうやって
英語で取材してみたり
とりあえずキャンティに行ってみたり
遠かった夢に
一歩一歩
近づいて
夢って叶えていくんだろう。
By Miki IIDA
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