lumiere 世界はオーバーツーリズムになっており
インスタが大流行りのなかで
キラキラした世界に憧れてしまうのは
簡単ですが、いざ外国にいってその場所に
行き、いい思いができる人というのは
まさにインスタグラマーのような
地元につながりがあり、プライベートの
モーターボートに乗せてもらい、
素晴らしい奥地のレストランに
招かれてご飯を食べられるような人
くらいであると実感しました。
一般人がそんな世界に憧れて
いざ海外に行ってみても、大抵の
場合は痛い思いをすることになります。
どこにいっても結局はお金！
よいホテルに泊まったり
毎回タクシーをつかったり
個人のガイドをつけたりしてすれば
いい思いができるわけですが
そのためには相当な資金力が必要であり
かかる金額は公共交通の2倍どころでは
ありません。そしてそんな富裕層は
もちろんどこにでもいるわけでも
なく、また富裕層であれば必ずしも
旅を楽しめるかというと実際
そうでもないな・・・と今回の
旅で多くの外国人旅行客を見て思いました。
私が日本でガイドするお客さんは相当な
富裕層が多いですが、そういう人以外が
普通に旅をしてみると、渋谷の人混みや
京都の清水寺に溢れる外国人観光客の
ようになるのが関の山なんだなと
実感したコモ湖の遊覧船。
私もイタリア歴はわりと
長くなってきたので、初めての
コモを除いては意外と上手に外国人
観光客の群れをさけていい場所に
いけるのでは・・・と思っています。
私の場合はお金持ちではないので
大切なのは長年旅を重ねるなかで
足でつちかってきた勘です。
おかげでカプリやヴェネチアでは
富裕層の外国人よりいい場所に
いっているのではと自負しています
（できるだけお金をかけずに・・）
もはや現在の旅というのは
憧れて大金を払ったところで
こうした人の波にまぎれて終わる
可能性が大変高くなっています。
または私のような人にお金を払って
プライベートガイドをつけるか。
先日パリをガイドした日本の方はかなり
設備の整ったホテルに泊まっていて
このホテルいいなぁ・・・と思って
値段を見たら、一泊10万円以上する
ホテルでした。もう今日はメトロが
しんどいので南から北までタクシーで
行ってください！と言えるお客さん・・・
私は基本タクシーは使わないので
こんなにもタクシーに乗ったパリ滞在は
生まれて初めてでした。きっと
イベントに関わった方々もお金持ちの
方が多かったのだろうなと思います。
憧れの海外！
といっても海外の現実はかなり
厳しく、私たちアジア人はランクで
いったら一番下くらいに位置します。
ですので海外で憧れるようにいい思いを
したければ、数々の壁を突破しなければ
いけません。そのために大切なのが
超富裕層であることか、相当な有名人で
招待を受けているような人であること
そうでない一般人の場合は
海外で戦う術を身につけて
いることです。
おそらく一般の人は前者２つには
相当しないとは思いますので
私は教養講座でこの海外で負けない
術を身につけることをお伝えしたいと
思います。たぶんそれこそが
私が20年かけて培ってきたことなのです。
語学なんて、海外にいったら
あって当たり前の存在です。
海外にいって英語も話せない人は
団体ツアーに参加するしか
ありません。語学も大切ですが
それ以外に大切なことも同じくらい
沢山あると思います。
なぜ戦わないといけないかと
いえば、私たちは放っておくと
そしてありのままの日本人でいると
一番下に追いやられてしまうからです。
弱肉強食の世界では、自分をまともに
あつかってもらうためにはそれなりの
武器を身につけるしかありません。
お金はそこそこの武器になるかと
思いますが、お金で全てを解決
するにはお金のことは何も
気にしないくらいのお金持ちでないと
いけません。世界で負けない日本人に
なるために、語学と戦うための武器を一緒に
身につけてみませんか？
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