ヴェネツィア最後の夜。
何度来てもここは信じられないくらい
美しく、久々に一眼レフで
シャッターを押しまくり
ああそうだ
私は撮られる側ではなく
美しいものを撮る側だったのだ
と思い出した。

私の知り合いにも美女はいたけど
遠すぎる存在というか
ほぼ無関係な世界であって
私はカメラマンをしてればそれでよかった。
そんな時代がほとんどだったのに
随分変わったものだと思う。
(だってイタリアでは綺麗にしないと
何の権利も与えられない)
今日はビエンナーレの建築展を
半日くらいかけて見たあと
ヴェネツィアングラスのお店に行ったら
お店のお姉さんと気が合って
あなたイタリア語上手いわね!
ヨーロッパ人ならまぁわかるけど
日本人でそんな人はなかなかいないわ!
一人で旅してるの?
私もね、一人旅派なの
その方が色んな人たちと話せるし。
アメリカに留学した時は
ホストファミリーがパイロットでねとか
色々話してくれ
みんなもっと世界を旅してたら
戦争なんて起きないのにね
と言っていた。本当にそうだ。
相互理解がないから勝手に憎しむけれど
きちんとした理解があれば
お互い分かり合えるのに。
彼女によればイタリアでは
日本は大人気なんだそうだ。
そういえばビエンナーレの
スタッフのお兄さんは
ドラゴンボールのとシャツを着て
2着持ってると言っていた。
フランスに来た時から運はいいけど
最近ちょっと神がかったことが多過ぎて
日本なら母国なのでまだわかるけど
外国でもそんなことがあるんだ
本当に自分の内面世界が変わると
現実が変わるんだなと実感。
こういう偶然の出会いや
まさか今ここで?というタイミングで
流れてくる曲にも
本当に意味があるんだと思う。
流石に今日は曲を聴いた瞬間に
涙が噴き出てしまった。
やっぱり私にとって
ヴェネツィアは特別な場所なんだなぁ。
憧れてる人は
一刻も早く行った方がいいし
とにかく死ぬ前に絶対行った方がいい。
コスモポリタンな街、ヴェネツィア
この懐の深さを身体で感じてほしい。
By Miki IIDA
