我が青春の街 サンジェルマン=デプレ

今日は予想外に仕事が早く
終わったので久々にパリの
街に繰り出して
昨日は疲れ果てて行けなかった
我が青春時代の街
サン=ジェルマンデプレへと向かう。

青春時代をパリで過ごした者は
一生パリがついてまわる

とヘミングウェイは言ったけど

まさにその通りであって
パリは一緒私についてまわる。

オリンピック下のパリは
コロナ禍のパリと似ているらしく
驚くほど街はガラガラになり
昨年の今頃はめちゃくちゃ混んでいた
あのカフェドフロールは
学生時代を彷彿とさせるくらい
ゆったりとして、つまり

ガラガラ!!

でもこういう時間がフロールの良さであり
私は数年ぶりに本当にここで
心地いい時を過ごしてて

もう20年以上がたったのに
あの頃と大して変わらないメンタリティ
だからいけないんだわ!と
サン=ジェルマンデプレのオシャレな
お店を見るたびに思い

今日は初めて
高級なフロールで食事を注文。

私の行ってたパリ政治学院は
国際官僚のエリート養成学校で
私のまわりはEUの官僚を目指して
眼をキラキラさせる人でいっぱいだった。

私は完全に落ちこぼれであり
すでにその道にはいけなかったけど
(そもそも日本人だし・・・)

でも今日は初めてUNESCOにも
入らせていただいて、まさに
世界の代表団的な人に囲まれてだいぶ
緊張したあと、私もアメリカで
著名な歌手の方の通訳を英語でできた!

さっきまでフランス語だったのに
意外と英語喋れるんだ!!

というのは本当に嬉しく

相変わらずコンプレックスは多いけど
着物を着てパリで日本文化を伝えたり
日本でカフェ文化やパブリックライフの
講演したり、私もそこそこ大人らしく
なってきたのかもしれない。

ということで人生初のささやかな
フロールでのオニオングラタン
スープを自分にプレゼント🎁

私はやっぱりヨーロッパの風が
大好きだし、本当に美しいなと思う。
日本に住むのはいつでもできる!
と自分に言い聞かす。

by Miki IIDA

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